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未経験エンジニア、就職活動を終えて

Last updated at Posted at 2022-09-16

本記事の趣旨

IT業界未経験で転職活動した時の経験をシェアするために書きます。これからIT業界に入られる方や転職活動で困っている方のための参考になれば幸いです。

自己紹介

はじめに参考までに当人の転職経緯等について紹介します。それぞれバックボーンが違うので、参考になること・ならないことがあるかと思います。何かの気づきのきっかけになれば幸いです。

2020年、経済学部を卒業(偏差値50くらいの大学)
⇨卒業後すぐ、金融機関に就職
⇨2022年3月、金融機関を退職(2年間勤務)
⇨退職して1ヶ月後の5月頭、プログラミング教室(テックキャンプ)受講開始。
⇨7月中旬、スクール終了。転職活動開始。
⇨およそ1ヶ月の転職活動で内定先3社獲得
⇨15社ほど応募して、転職活動に満足し、就活終了。
⇨10月入社予定。

転職活動の仕方について

利用サイト

WantdlyとPaizaをメインで利用。これらのサイトを利用した理由は
・あまり大きな会社に入るつもりはなかったこと
・古い考え方の企業が嫌だったこと
です。
その他に、テックキャンプからの紹介案件も積極的に応募しました。
福利厚生のしっかりした企業は業歴の長い安定した企業に行きたいのであれば、Greenやリクルートなどを使うのが良いのかもしれません。また、利用するサイトが多いと、管理や転職活動のための作業が大変になってくるので、利用サイト数は絞ることをおすすめします。

エントリーシート

何人かに添削してもらうことをお勧めします。私は2回添削してもらいました。
1回目はリクルートの転職エージェントに前職での成果や自己PRについてブラッシュアップしてもらいました。
2回目はよりIT業界向けのエントリーシートにするために、テックキャンプの方添削してもらいました。
プロの力を借りることでより見栄えの良いエントリーシートになります。私の場合、yahoo以外の全ての応募した企業で書類選考の通過をすることができました。

面接

必要なのは場数だと思います。
場数が必要な理由を、テックキャンプのキャリアアドバイザーの面接の練習をした時のお話を通して説明します。

ーーー
私はキャリアアドバイザーとは普段からよく話す間柄でした。自身のキャリアの方向性について一緒に考えていただき、IT業界について度々教えてもらい、気兼ねなく話せる仲です。ある日、面接練習をすることになりました。私にとって面接練習は、転職活動スタートするにあたって最後の確認みたいなものだと思っており、全く緊張していませんでした。しかし、面接がいざ始まると徐々に緊張し、深い質問をされると考えるのに必死になり、いつの間にか脇汗をびっしょりかいていました。加えて、回答の仕方も徐々に回りくどい言い方になり、簡潔さもなくなり、自分のリズムが崩れているのを自覚しているのにも関わらず、最後まで自信を軌道修正できずに面接練習が終わってしまいました。面接練習が終了後、キャリアアドバイザーからは「普段の話し方で全然良かったんですよ。なぜか皆さん面接練習となると緊張しちゃんですよね」と言われました。
ーーー

結構話したことがある人とでも、面接するとなると緊張します。緊張すると、普段通りのパフォーマンスを発揮できないことが多いです。つまり、面接の敵は緊張になります。緊張を解くには場数を踏み、慣れることが1番です。加えて、場数を踏むと自分の回答がブラッシュアップされていきます。自分の中で切り返しのパターンができると、急に難しい質問が来た場合でも冷静に対処することができるようになります。

他、緊張をほぐす際に効いた事
・面接時、自分から「緊張しています」と言う
・事前準備をしっかりする(⇨想定外の質問がきて、狼狽えたことがあるのでなんとも言えないかも)
・事前にしっかり寝る

面接を受ける順番

第1志望の企業を1番最初に受けるのはお勧めしません。理由は上記の面接で書いた通り、面接に慣れていないからです。
自身の志望企業を上中下に分けるとすると、まず面接に慣れるまでは下の企業で練習することをお勧めします。
次は自身がいつまでに就職したいのかによりますが、
・時間に制約がないのなら、面接に慣れた段階で上の企業⇨上の企業が全滅したら、また上の企業を探してトライを繰り返す。
・時間に制約があるのなら、上と中の企業を混ぜながら面接を進め、滑り止め企業を確保しながら上を目指す。
という方法がいいかもしれません。

就活時に苦労した点

中小企業の場合、調べても情報が全く見当たらない、または情報が古すぎる。

⇨逆質問で要点を聞くようにしていました。逆質問が多いと、採用側から見て、「今回の応募者、弊社にすごく興味がある」と思われるメリットがあります。一方で拙い質問をすると、評価が下がったりもするので要注意。

どうしても面接で緊張する

⇨場数を踏んで慣れるのが手っ取り早いです。

行きたい企業からお祈りメール

⇨正直、めちゃくちゃ辛いです。飯が食えなくなります。ここから立ち直るのは不可能に思えますが、人間生きてればなんとかなります。私の場合、本命企業に落ちて、転職活動を初めからやり直すことにし、新しく真の本命企業に出会いそこに入社することが決定し、救われました。止まない雨はないと言うやつです。とりあえず、少しでもいいから無理にでも飯を食い、散歩し、眠り、友達に相談し、サウナに行き、次への活力を蓄えることをお勧めします。

転職活動をするのが不安

⇨とりあえず、面接練習なり、志望度合いの低い企業で面接体験をすることをお勧めします。失敗してもいい場所で、失敗するのは傷が浅く済見ます。そして、むしろ次どうすれば良いか考えるきっかけにもなり、転職活動に対して前向きになり得ます。

似た立場の人にアドバイスするなら

今までの話をまとめると
・面接は緊張するから、場数を踏むこと
・転職サイトは絞ること
・エントリーシートはプロの添削を利用すること

・加えて、企業に応募しすぎないこともお勧めします。
応募数が多くなるとスケジュールや体力管理が難しくなり、自身の体力キャパシティーをオーバーするからです。
転職スタート1週間目は5社に応募。
⇨様子を見て、書類選考通過率が悪ければ(良ければ)、翌週以降は応募数を増やす(減らす)。このように行動し、自身の転職市場における価値を見極めていくことが重要です。

・最後に、応募先企業に落ちて、落ち込むことがあるかもしれません。しかし、その原因は運の要素が大きいです。例えば、
ーーー
・たまたま、あなたより少しだけ評価の高い応募者がいた
・採用人数が1人だけ足りなかった
・他の候補者が面接の時だけ、たまたま実力以上の力を発揮した
・あなたは面接の時体調が悪く、普段の実力以下の力しか出せなかった
・その面接官とは相性が悪かった
・本来入社できたはずの企業が、自身が転職活動をしている間、採用をしていなかった。
   ・
   ・
   ・
ーーー
あげればキリがないですが、現代の面接は運(ご縁)の要素がとても大きいです。改善点を見つけ、次に活かすことは大切なことですが、決して自分を責めないように。

何か聞きたいことがあればTwitterにDMください。@harukipow225

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