この記事は CHIRIMEN Open Hardware Advent Calendar 2020 1 日目の記事です。
コミュニティの紹介をさせて頂きます。
CHIRIMEN Open Hardware コミュニティの活動ついて
さまざまなモノがネットワークで繋がることで、それらがコンピューティングにより連携し便利で効率的な社会となっていく IoT (Internet of Things) というコンセプトが広まっています。さらにこのネットワークコンピューティング環境を支えるオープンなインフラとして WWW を活用しようという WoT (Web of Things) というコンセプトが提唱されています。
CHIRIMEN コミュニティでは、ここでさらにヒトが重要な存在だと考えています。ヒトとモノがウェブを介して互いに協調しあえる環境が必要です。それはウェブブラウザを核に作られていくのはないかと考えます。
このような環境(プラットホーム)をオープンにデザインし、つくりあげていくことをめざしているのが CHIRIMEN コミュニティです。
CHIRIMEN とは
CHIRIMEN とは、Web ブラウザからハードウェア制御を可能にしたプロトタイピング環境です。ブラウザの JavaScript からセンサーやアクチュエーターを制御できるため、デジタルのソフトとフィジカルなハードを同じプログラムで容易に連携できます。
CHIRIMEN の語源 = 縮緬(織物)
“Web” と “Real” を織り込んで、新しいモノを作っていく
センサーやアクチュエータを使ったIoTシステムを作ろうとすると、特別な知識 それも特定のデバイスやクラウドの製品に特化した知識がいくつも必要でした。それに対して CHIRIMEN は、一般的な Web アプリケーション構築の知識だけで、もっと簡単に IoT システムを作ることができます。これによって IoT システムのプロトタイピングや学習を効率よく進めることができます。
活動の柱
コミュニティでは、以下の主に3つの活動をしています。
オープンソースソフトウェア
主なオープンソースソフトウェアです。
オープンソースハードウェア
主なオープンソースハードウェアです。
オープンなチュートリアルコンテンツの整備と、講習会
- CHIRIMEN チュートリアル
- イベント活動は基本的に connpass か以下の SNS を通じて告知しております。
SNS へのアクセス
コミュニティ活動に興味を持たれた方は、いずれかの SNS を通じてコンタクトして頂ければ、誰かしら回答させて頂きます。