変数名のルールとよく使われる命名記法
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JavaScriptでは一つのプログラムの中で複数の変数を使用可能
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それぞれの変数には異なる値を格納可能
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複数の変数を識別する為にそれぞれの変数には変数名を付けていく
今回はJavaScriptにおける変数名の付け方についての解説をまとめてみます。
変数名のルール
JavaScriptで変数名で使用できる文字やルールについて
JavaScriptでは変数名や関数名などの名前のことを識別子と呼ぶ
- 使用可能な文字
- Unicode文字
- 世界中の文字表現に対応できるコンピューター用の統一文字コード。
欧米を中心に提唱されたコードで,アルファベットや漢字など
- 世界中の文字表現に対応できるコンピューター用の統一文字コード。
- アンダーバー(_)
- ドル記号($)
- Unicode文字
- 大文字と小文字は区別される
- 使用不可
- 1文字目には数字(0から9)
- 変数名にはJavaScriptの予約語
使用可能例
num
sales2020
user_id
$count
大文字と小文字は区別されるので、
次の4つの変数は別の変数として扱われる
- myname
- MyName
- myName
- MYNAME
Unicode文字には日本語などの文字も含まれる
つまり、変数名に日本語を使用することも可能
使用例
let 身長 = 180;
console.log(身長);
//=> 180
変数名には数字も使用可能
ただし、1文字目を数字にするとエラーになる
使用例
let 5box = 10;
console.log(5box);
//=> Uncaught SyntaxError: Invalid or unexpected token
変数名には JavaScript の予約語は使用不可
予約語とは
JavaScriptで予め特別な意味を持つ単語
として扱われているもの
使用例
let switch = 'red';
console.log(switch);
//=> Uncaught SyntaxError: Unexpected token 'switch'
以下、参考リンク
JavaScriptの予約語の一覧