クロス集計で行の粒度を細かく出力するために、非表示の上位キーアイテムを配置することで、下の表のような「ヘッダのズレ」が生じることがあります。本記事では、このクロス集計のヘッダのズレを「クロス集計スペーサー」で解決する手順をご紹介します。
手順
挿入できるオブジェクト>詳細設計>クロス集計スペーサーを、クロス集計ノードの列メンバー左にドロップ
年の左に1列、クロス集計スペーサーが挿入されました。なお、年が右に1列分ズレ2013年がはみ出ている原因ですが、これは「基本製品キー」をボックスのタイプなしにしているため、クロス集計の左肩コーナー部分が1列右にズレてしまうためです。
このような場合、バランスをとるためにクロス集計左肩コーナー部分の「ボックスのタイプ」を「なし」とし、また、クロス集計スペーサーの交点部分の「ボックスのタイプ」を「なし」とします。
最後に、クロス集計の左上コーナー部分の文字列をクロス集計スペーサーに転記して完了になります。
ボックスのタイプをなしと設定したことでクロス集計のヘッダがずれていた問題が、クロス集計スペーサーを追加してボックスのタイプを調整することで解決できました。