背景
昨年のアドベントカレンダーの記事で触れた「生成AI社内普及コミュニティ」の影響もあったのか、今年は工場内でのAI勉強会の運営を担当することになりました。
この勉強会では、普段数学に馴染みのない人でも興味を持てるように、極力専門的な話題を排除するよう求められました。その条件の中で、試行錯誤を繰り返しながら運営を進めました。(正直、私自身は話す内容の多くを実践したことがなく、不安も大きかったです。)
目的
- 工場内でAIに興味を持つ人を増やすこと
- 勉強会の参加者がAI活用方法について理解を深めること
行なったこと
- 準備段階
- セミナーやワークショップ運営のセミナーに参加してみた
- 勉強会で話すコンテンツに関するセミナーに参加してみた
- 生成AI(ChatGPT)に助けてもらった内容
- カリキュラム案の作成(数学の要素を極力排除)
- AIの歴史
- AIに関する法律
- 精度指標の見方
- データの扱い方
- 生成AI(ChatGPTとCopilot)に触れてみよう(ハンズオン形式)
- 業務フロー図(ハンズオン形式)
- ステークホルダー分析(ワークショップ形式)
- 要求定義(ワークショップ形式)
- デザイン思考(ハンズオン形式)
- ADFI(無料ソフト)を用いた画像の異常検知体験(ハンズオン形式)
- ハンズオン・ワークショップ用の演題・解答例を作成、ダミーデータなども全て
- カリキュラム案の作成(数学の要素を極力排除)
- 実施内容
- パワーポイントで発表資料を作成
- 月2回、1時間ずつファシリテーションを担当
- 成果測定(予定)
- 勉強会の成果を測るための参加者満足度調査アンケートの実施
- 理解度を把握するためのテストの実施
感想
業務でモデルを作成したり、AIを活用するプロジェクトに関与した経験が全くない「ど素人」の私ですが、様々な内容について話をしました。
不安も多かったですが、参加者からの満足度は高いようなので、一旦「良し」とします。
生成AIのありがたみを凄く実感しました!これ無くしては時間が圧倒的に足りなかったです。
また、要求定義やアンケートの取り方などは、データラーニングギルドの質疑応答の掲示板で
色々情報が交換及び紹介されている中で、参考になりそうな本があったのでひっそり購入して参考にさせていただきました。