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Oracle Cloud : Mac OS Xにコマンド・ライン・インタフェース(CLI) をインストール

Last updated at Posted at 2021-01-05

Oracle Cloudのコマンド・ライン・インタフェース(CLI)は、Oracle Cloud Infrastructureオブジェクトおよびサービスを操作できるツールです。
OCI CLIは、Webコンソールとほとんど同じ機能を提供し、追加の高度なコマンドが含まれています。

普段はコンソールからアクセスをしているのですが、MacOS Xのターミナルから操作をした方が便利な場合もあるので、CLIをインストールしてみました。

Linux,WindowsではCLIを使用したことがあるものの、MacOS Xの場合はbrewを使ったインストールとなるため手順が少し異なります。
CLIではPythonを使用するのですが、Macでは元々Pythonが入っているので、Linux、Windowsよりも簡単に設定できました。

参考にした記事はこちら

■CLIの設定
Oracle Cloud : コマンド・ライン・インタフェース(CLI) をインストールしてみた

CLIのインストール

著者の環境

Mac OS X 10.15.7

1.Homebrewがインストール済みかを確認する

$ brew -v

Homebrew 2.7.1 のような表示がされた場合はインストール済みなので
3.へ進みます。

2.Homebrewのインストール

Homebrewがインストールされていない方は下記のスクリプトを実行してください。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"

Linux,WindowsではPythonのインストール後、OCI-CLIのセットアップを行いますが、
今回はMacOS Catalinaにインストール済みのPython2.7を使用するため、Pythonのインストール作業は行いません。

3.OCI CLIのインストール

ターミナルで下記コマンドを実行してください。

$ brew update && brew install oci-cli

4.CLIのバージョン確認

$ oci -v

筆者の環境では 2.17.0 と返ってきました。

5.続きの作業

■CLIの設定
Oracle Cloud : コマンド・ライン・インタフェース(CLI) をインストールしてみた

の「■CLIの設定」〜「■CLI実行テスト」まで

■ CLIの設定
■ CLI鍵をOCIユーザーに登録
■ Profileの確認と設定
■ CLIデフォルト値の設定
■ CLI実行テスト

CLIの設定時に必要なOCID画面へのたどり方

・ユーザー OCID

「コンソール」ー「プロファイル」アイコンー「ユーザー設定」
OCID1.jpg

「ユーザー」ー「ユーザーの詳細」ー「ユーザー情報」タブーOCID
OCID3.jpg

・Tenancy情報 OCID

「コンソール」ー「プロファイル」アイコンー「テナンシ:テナンシ名」
OCID2.jpg

「テナンシ詳細」ー「テナンシ情報」タブーOCID
OCID4.jpg

・Compartments情報 OCID

「コンソール」ー「コンソールメニュー」ー「アイデンティティ」ー「コンパートメント」
OCID5.jpg

リスト内にあるコンパートメントの中から任意のコンパートメントのOCIDを表示
OCID6.jpg

参考

Oracle Cloud Infrastructureドキュメント-「開発者リソース」ー「コマンド行インタフェース(CLI)の使用」-「クイックスタート」

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