結論
①Linux教科書 LPIC レベル1 スピードマスター問題集 Version5.0対応 を読んで基礎力をつける。
② Ping-t 繰り返して何故間違いなのかを含めて理解力をつける。
・暗記ドリル
・サブネットを学ぼう!
・最強WEB問題集LPIC Lv1-101 (Ver5.0)
・最強WEB問題集LPIC Lv1-102(Ver5.0) 有料コンテンツ
③再び Ping-t 自分でコマンドを入力して実力にする。
・コマ問LPIC Lv1-101(Ver5.0)
・コマ問プレミアムLPIC Lv1-102(Ver5.0)有料コンテンツ
はじめに
こんにちは@i3no29と申します。
未経験からの転職の都合か業務ではなかなか技術力が光る機会を与えられずに燻っている中、少しでも技術力を向上させたいと思ったため受験を考えました(経験者or実力者に重要な仕事ほど任せられる仕組みなので仕方ないけど「だから仕方ないね」と思えるほど老いてもいない。)
エンジニアという仕事につきながらも、実務でLinuxは触れていないということで『ほぼ独学』としています。
おそらく読む方はLPICについて調べてるので、あまりテスト概要を書こうとは思いませんが今回の受験の際に利用・参考にさせて頂きましたサイトの一覧を記載と、自分の学習方法について記述していきます。
サイト一覧
■LPIC資格情報を調べる
・LPICの公式情報LPI IncのWebサイト
■インターネットで問題を解く
・Ping-t
・LPI認定試験(LPIC)情報
■書籍を購入して問題を解く
・Linux教科書 LPIC レベル1 スピードマスター問題集 Version5.0対応
■参考書籍を読む
・新しいLinuxの教科書
■参考動画(Udemy)を見る
・最新版Linux詳細!!基本コマンド、シェルスクリプト、Docker基礎、ネットワーク 、セキュリティを体系的に解説
■Qiita記事で感じる
・「Linux何それ美味しいの?」からLPIC満点近く取った話(2021年記事)
・文系出身のIT未経験者がLPICレベル1を爆速14日で合格したときのコツ(2017年記事)
学習方法
LPIC 101:累計112時間(8/26~10/3 : 38日間) 平均80時間程度らしい
私の学習順序(※ 結論で書いていた順番と異なっています)
⓪日課:最初の3日間は自分の暗記力なさに絶望しながらも、地味ながら役にちます(主に102試験だけど)
・暗記ドリル
・サブネットを学ぼう!
①Ping-t 最強WEB問題集LPIC Lv1-101 (Ver5.0)
②Linux教科書 LPIC レベル1 スピードマスター問題集 Version5.0対応
学習方法
①Ping-t 最強WEB問題集LPIC Lv1-101 (Ver5.0):
1.各章単位毎に未出題の問題を解く
2.次にミスした問題だけを解く
3.各章まとめて問題を解く
注意点
1.分からない用語があろうとも知識が無い状態なので、あまり深堀せずにスピードだけ意識して未出題を解いていく。
2.LPIC101・102は暗記する量が多めなので知っているの範囲を少しずつ増やしていくためにも、各章単位毎に進めることで『自分理解してるな!うんうん!!』感を維持するためにも強くお勧め(知らないことをするのは結構カロリーを必要として、それが嫌になって挫折するんだろうなと思っています。)
②Linux教科書 LPIC レベル1 スピードマスター問題集 Version5.0対応
・Ping-tで蒔いた芽を線で結んでいきます。おそらく結ぶ意識がなくとも、Ping-tで学習していれば「そういうことか!」が多いはず。ただし①で問題を解いているという下地があるからこそ気づける。
反省
・Ping-t 最強WEB問題集LPIC Lv1-101 (Ver5.0)は、LPIC101については無料で学習することが出来るので、当初これだけで学べるかと思ったためLinux教科書 LPIC レベル1 スピードマスター問題集 Version5.0対応 は不要かと思っていた。
ここでは計画的に①を学習して②で定着を図ったなどと書いているが、実際は①の知識が膨大すぎて整理しきれず、泣きながらLinux教科書 LPIC レベル1 スピードマスター問題集 Version5.0対応 を本屋に買いに行ったのを覚えている。
覚える量が少ないのであれば問題集→参考書でも構わないが、学習の優先順位がわかっていない状態から問題集に突っ込むと、どれもが重要なものだと思ってしまい集約するのに時間が余計にかかる。
・Ping-tで学習するとレベルが上げられる仕組みになっているのですが、試験前1週間はレベル上げが目的になってしまい本質を忘れる。そのため雰囲気で解いている(答えを暗記している)ような状態になってしまう。レベル上げは目的では無いが、レベル上げが楽しい事は理解できる。
LPIC 102:累計78時間(10/4~10/20 : 16日間) 平均80時間程度らしい
私の学習順序(※ 結論で書いていた順番)
⓪日課
・暗記ドリル
・サブネットを学ぼう!
①Linux教科書 LPIC レベル1 スピードマスター問題集 Version5.0対応
②Ping-t 最強WEB問題集LPIC Lv1-102(Ver5.0) 有料コンテンツ
③コマ問プレミアムLPIC Lv1-102(Ver5.0)有料コンテンツ
学習方法
①Linux教科書 LPIC レベル1 スピードマスター問題集 Version5.0対応
・各章単位毎に練習問題を解きながら読み終える
※LPIC101の反省から、まず全体の問題を把握するために白本を読む(102の範囲ならページ数約250頁:1日100頁として3日間で読了できる)
②Ping-t 最強WEB問題集LPIC Lv1-102(Ver5.0) 有料コンテンツ
・方法は101と同様(ただし白本ベースで知識の土壌が整備されているので、101よりも学習スピードがグッとあがっている感じがします ※あくまで個人の感想です)
③コマ問プレミアムLPIC Lv1-102(Ver5.0)有料コンテンツ
・101ではコマ問に触れませんでしたが合格者の声を見ると結構出題されているので、問題に慣れるためにも絶対に触れましょう。
試験ではコマンドだけでなく、コマンドのオプションやディレクトリ(絶対パスで)なども出題されるので、
自分の知識がただ暗記しているだけなのか、実力として身についているか
、ハッキリとくっきり明瞭にわかります。
実際にコマンドを叩くこと、保存ディレクトリのパスなどの細かい理解を自分の手を使って深めていくことで、暗記すること、若しくは合格すること、または実務での力が育っていくはず。
※コマ問のみならずAWSのEC2で練習したり、実際にUbuntuを導入したり、VirtualBoxで環境を作ったりと練習する場所はたくさんあるので、どんどんコマンドは叩いていくのが一番。
まとめ
・学習面結論:無限に思える量をどれだけ切り分けながら吸収できるか
→問題を小さく切り分けて理解する。欲張って大きく切り分けすぎて食べることを諦めることも、君には選択することが出来る(祖父の言葉より)
・精神面結論:これはエンジニアのお作法のようなものだ
→学習し始めてから、実務で作業しているサーバへの理解が増しました。資格取得が全てでは無いけれど資格取得のための学習をし始めなければ理解しようとしなかったものがあったなと思います。
・さいごに:自分のマイベストプラクティスを日々探す
→どのサイトもAWSの資格取得した時同様に私より断然早い時間で学習をしている方達を見ながら、自分の学習時間を見て震えました。サバを読んで19時間と記述してやろうかとも思いましたが、それぞれにあったマイベストプラクティスがあるのだと思い直し、そのまま費やした時間を記述しました。
是非ともLPIC101・102試験を受験する方の目安になればと思います。大丈夫!!たぶん一番時間がかかって190時間だから!!