昨年の10月にグーグルがAMPを発表しました。
スマホページが高速表示される一方で、使えるタグに制限があり、ニュースやブログ記事以外のリッチコンテンツには不向きだなという印象がありましたが、
そんなAMPについて、ニュース・ブログ記事以外でもAMP対応するメリットはあるのか?といった部分をまとめたので、共有させていただきます。
AMPのメリットのおさらい
例えば話題のニュースを検索すると、、、
検索結果の上部がAMPラベル付きのカルーセルで埋まっており、ニュース記事が占めています。このように、ニュース・ブログ記事においては、検索結果でより目立つことが出来ます。
そして、クリック後の画面がこちらになります。
これはAMPページになってまして、URLは下の形になります。URLの先頭がgoogle.co.jpでAMPページはグーグルに保存されていることがわかります。
https://www.google.co.jp/amp/jp.mobile.reuters.com/article/amp/idJPKBN13V09J
また、AMPページは決められたタグしか使えないので、ページ自体が軽く、データもグーグルに保存されているので、高速表示が可能です。
でも、ニュース・ブログ記事しか効果ないし使えない?
結局、AMPによるメリットを享受できるのは、ニュース・ブログ記事限定、と思われるかもしれませんが、既に、ニュース・ブログ記事以外にもAMPページの急速なコンテンツリッチ化により、ECサイトのAMPページもコンテンツリッチ化が進んでいます。
例えば、今年の10月31日にGoogleでの公式発表で、下のようにAMPページのinputタグとformタグのサポートが始まったため、商品詳細ページも作り込むことが出来るようになりました。
また、コンテンツリッチ化のおかげで、AMPページにカルーセルも表示できるようになりました。
こちらはebayの事例になります。
そして検索結果でも、ECサイトにAMPラベルがつきました。
今のところ検索順位への影響はないと言われているけど・・・
AMP対応に合わせて、ちゃんと構造化をさせることで、検索結果のリッチスニペット化ができます。
これは、楽天レシピの例ですが、レシピページも構造化させることで検索結果がリッチスニペット化しサムネイル画像が付き、AMP対応することでAMPラベルも付与されます。
このように、ニュース・ブログ記事以外でもAMP対応のメリットを享受できるようになってきました。
ここまでが現時点のことで、他にも、、、
AMPに関する最新情報は常にAMPプロジェクトのロードマップで確認することができます。
その情報によると、決済周りについても使い勝手をよくしようとしているみたいです。
まとめ
- ニュース・ブログ記事以外にもECサイトやレシピサイトにグーグルはAMPラベルを付与しています。
- ニュース・ブログ記事以外にもAMPページのコンテンツリッチ化が急速に進んでいます。
- AMPだけでなく構造化データも検索結果で目立つために重要です。
また、AMPついて新しい事がわかりましたら、シェアします。