IEEEとIEFT
ほとんどのプロトコルはIEEEとIEFTの二つの団体によって表現されている
IEEE
比較的ハードウェアの処理に近いプロトコルを標準化している
電気電子技術学会の略省がIEEE
ハードウェア寄りのネットワーク技術の標準化はIEEE802委員会で研究・議論がされている
IEEE802委員会
ワーキンググループ(WG)とタスクフォースの2階層で構成されており、WGはIEEE802の後ろにドットと数字をつけて識別している
タスクフォースはWG名に1桁あるいは2桁の英数字をつけて識別されている
IEFT
比較的ソフトウェアの処理に近いプロトコルを標準化している
IEFTで標準化されたルールはRFC (Request For Comments)で文章化されてネット上に公開される
RFCには遠し番号が付与されていて、更新があるたびに新しい番号が追加されるような仕組みになっている
カプセル化と非カプセル化
カプセル化
送信する際にペイロードにヘッダーをくっつけてPDUにすることで一つ下の階層に渡す。
その際に、ヘッダーを付加する処理のことをカプセル化と呼ぶ
非カプセル化
受信する際に、それぞれの階層でPDUからヘッダーを取り外してペイロードのみを次の階層へと渡す
ヘッダーを取り外す処理のことを非カプセル化と呼ぶ
コネクション型・コネクションレス型
コネクション型
データのやり取りを行う際に、電話でやり取りをするように、「(データを)送りますよ?」と伺い、コネクションを確立してからデータのやり取りを行う
しっかりとした手順を踏んでやり取りをしているため、転送には若干の時間がかかってしまうものの確実にデータを送信することができる
コネクションレス型
相手側の状況にかかわらず、いきなりデータを送り付けてコネクションを確立して勝手に終了する
コネクション型のような手順を省いているため、転送に時間はかからないものの、確実に転送できているという確実性は高くない(勝手に送っているから)
よく使われているプロトコルについても今後調べていこう!
物理アプライアンス
データリンク層以上で動作するネットワーク機器
視認することができる装置
サーバーラックに搭載されていたり、家電量販店のネットワーク機器を想像するといいらしい
・パケット処理を行うソフトウェアが動作するために最適なハードウェアで構成されている
簡単な処理であったり、複雑な処理であったりの区別を専用のハードウェアに任せることで処理の効率化を計って
いる
仮想アプライアンス
仮想化ソフトウェア上で動作するネットワーク機器を指している
仮想化ソフトウェアを利用することで、OSやメモリ等を分割して、OSに割り当てることで物理サーバーからの分割の実現ができる
ネットワーク
LANについて
Local Area Network
LANはLANでも家庭環境で使われているLANと接続端末が非常に多い企業ではネットワーク機器の性能と機能に大きな違いがあります
企業が使うLANは接続端末が非常に多い場合でもパケット処理をさばく為、冗長化機能やL2ループ防止機能
等のネットワークの運用の継続性を担保する機能を持つ機器で構成されている
企業内LANの端末はアクセスポイントやエッジスイッチ(L2スイッチ)に接続を行った後にエッジスイッチを集約するコアスイッチを経由してネットや社内サーバーに接続する仕組みになっている
WANについて
Wide Area Network 距離的に遠く離れた範囲のネットワークのこと
インターネットと閉域VPNで大別できて、用途も大きく違いがある
インターネット
誰でも使ったことがある公衆WANのことを指す
閉域VPN
物理的に離れてしまっているLANとLANを接続するネットワークのことを指す
自前で構築することもできるし、通信事業者のWANサービスを使って構築することもできる
DMZについて
DetMilitarizedZone インターネットに公開するサーバーを設置するネットワークを指す
サーバーが提供するサービスを安定稼働させるためにも必要不可欠なのが冗長化
どこかしらのサーバーが壊れたとしても経路が切り替わることでサービスを提供できるようにしている
→同じ種別のネットワーク機器を並列に配置している
大体こんな感じ
↓