MACアドレスについて
前回紹介した通り、宛先MACアドレスと送信元MACアドレスがイーサネットにはフィールドとして存在していて、
二つの存在はイーサネットにおいて最も重要なフィールドになっている
構成されているMACアドレスはイーサネットネットワークに接続している端末の識別IDの役割を担っており、ハイフンやコロンで区切られている6バイト(48ビット)で16進数で表記されている
書き込み
物理アプライアンスであれば、物理NICの製造の際にROMに書き込まれ、仮想アプライアンスであればデフォルトからハイパーバイザーから仮想NICに対して割り当てられる
3種類のMACアドレス
通信の宛先によってイーサネットネットワークの通信が3種類に分けられる
その際宛先MACアドレスにセットされるMACアドレスが異なる
ユニキャスト
WEBやメール送信の際、つまり1:1の場合はユニキャストに分類される
送受信するMACアドレスはそれぞれのMACアドレスに設定される
ブロードキャスト
同じイーサネットネットワークに接続している端末の全てに送信するつまり1:nの場合
このような同じイーサネットネットワークの全ての端末が受信する範囲の事をブロードキャストドメインと呼ばれる
ARP(address Resolution Protocol)のようにネットワーク上の全ての端末に問い合わせが出来るプロトコルを使用している
ブロードキャストの場合、送信元のmacアドレスは送信端末のMACアドレスではあるが、宛先には6バイトがすべて1という特別なもの使用している
マルチキャスト
マルチキャストの場合、1:nをシチュエーションをもとに設計されているが、ブロードキャストとは違い特定のグループにのみ送信される仕組みになっている。
ブロードキャストの場合、範囲内の端末すべてに送信してしまうが、マルチキャストはグループに入っているという特定の端末にのみ一斉送信できる強みがあり、トラフィックの効率が良い
送信元は送信端末のMACアドレスを使用し、宛先のMACアドレスはネットワーク層で使用しているIPアドレスによって変わる
youtubeはマルチキャストではなくユニキャストらしい
参考サイト👇