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10年前の自分へ教えたい「本の読み方」

Last updated at Posted at 2020-01-11

0. はじめに

読書は割と習慣的に行うようにしているのですが、得たはずの知識を「覚えていない」「使えていない」「他人に(寧ろ自分にも)説明できない」といったような問題に何度も遭遇したので、「本の読み方」をまとめてみました。少しでも参考になりましたら幸いです。

1. 本を選ぶとき

1-1. 挫折しないために

  • 5割から8割くらいはスラスラと理解できる本がよい。でないとほとんどの人が挫折してしまう。
    昨日今日プログラミングを始めた人が、いきなりハッカー本を読むのは辛い。
  • 全く新しいジャンルを勉強する場合は入門書から始める。何も恥ずかしいことではない。新しいことを学ぼうとしている自分は素晴らしい。

1-2. 自分に合った本を見つけるために

  • ネットなどのレビューは当てにしない。特に低評価コメント。本の価値観は人それぞれ。
  • 通販は便利だが、できれば立ち読みして自分に合っているか見極めよう。

2. 本を読む準備

2-1. 著者と仲良くなるために

  • 本の著者について事前調査する。「年齢」「出身地」「出身校」「他に出している本」など。「顔写真」は必ずチェックしておきたい。
    仲良くなるべき理由は、後述の会話読みに繋げるため。

2-2. モチベーションを高めるために

  • 「本を読む目的」「読んでどうなりたいか」などを、先頭ページやしおりにメモしておく。本を読むときは必ずメモを見返す

3. 本の読み方

3-1. 頭に定着させるために

  • まずは全体像を把握するために、目次にしっかり目を通したり全体をざっくり(かなりざっくりでOK)読んだりする。RPGと一緒で、1週目より2周目の方が遥かにイージー。
  • 著者と会話するように読む。例えば「ツッコミを入れる」「なるほどと相槌を打つ」など。会話には感情が含まれるため、記憶に残りやすくなる。
  • 新しく得た知識は、自分が持っている知識(過去の書籍や体験から得たもの)と結びつける。
  • 1段落や1章読むごとに、意図的にぼーっとする。脳はぼーっとしているときに情報が整理され、記憶される。
    このとき、絶対スマホ触ったりしない
  • 得た知識は「1日後」「3日後」「1週間後」などの間隔で、何度も思い出す(想起)
    「お風呂」「歯磨き」「トイレ」「通勤」など、手は空いていなくても頭が空いている時間はめちゃくちゃたくさんある。

3-2. 得た知識を使えるようにするために

  • 人に教えるつもりで読む。いや、必ず誰かに教える。家族でも片思いの人でも架空の人物でもいいが、好きな人に。ドーパミンが出るだろう。
  • 説明する際は、ど素人でも分かるように。カッコつけて専門用語を並べるのは馬鹿に見える。
  • 1段落や1章読むごとに、自分の言葉で要約する(再言語化)
    「つまり…」「要は…」といった形。オリジナルの例え話を作るのもGood。
    ただ本の内容を書き写すだけでは脳が満足してしまうのでNG。もう一度言う、必ず自分の言葉で!!

4. 参考文献

とても勉強になりました!ありがとうございました!(五十音順)

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