Pendulum使って簡単日時実装③ プロパティ

Pendulumとは

日時の操作を容易にするPythonパッケージ

前回

Pendulum使って簡単日時実装①
Pendulum使って簡単日時実装②

プロパティ

Pendulumはdatetime クラスよりも多くの属性とプロパティにアクセスできます。

プロパティとは

どんなやつかを表す情報

dt = pendulum.now()
# 2024-06-23 14:09:31.460621+09:00

>>> dt.year  # 年
2024
>>> dt.month  # 月
6
>>> dt.day  # 日
23
>>> dt.hour  # 時
14
>>> dt.minute  # 分
12
>>> dt.second  # 秒
21
>>> dt.microsecond  # マイクロ秒
967079
>>> dt.day_of_week  # 曜日
WeekDay.SUNDAY
>>> dt.day_of_year  # 年の日数
175
>>> dt.week_of_month  # 月の週
4
>>> dt.week_of_year  # 年の週
25
>>> dt.days_in_month  # 月の日数
30
>>> dt.timestamp()
1719120513.403804
>>> dt.float_timestamp
1719120513.403804
>>> dt.int_timestamp
1719120513

These properties specifically return integers

とのことですがday_of_weekは文字列返ってきたんやが......??
ドキュメントでは数値が返ってる...

.age

同じtzで計算された対現在の比較

年齢調べる際にとっても便利 ♪
やけん、ageなんかな

>>>pendulum.datetime(1980, 11, 28).age
43

.quarter

四半期

>>>dt.quarter
2

is_dst()

サマータイムがオンかどうかを示す

>>> dt = pendulum.datetime(2012, 1, 1, tz='America/Toronto')
>>> dt.is_dst()
False
>>> dt = pendulum.datetime(2012, 9, 1, tz='America/Toronto')
>>> dt.is_dst()
True

.offset

UTC からの秒の差を int で返す (+/- の符号を含む)

UTCからの時間差を秒単位で指定

>>> pendulum.from_timestamp(0).offset
0
>>> pendulum.from_timestamp(0, 'America/Toronto').offset
-18000
# 1970 年 1 月 1 日、「アメリカ/トロント」はUTC-5 時間
# Unixエポック時間における「America/Toronto」タイムゾーンのUTCからの時間差を秒単位で示す

UTC(協定世界時)

世界の標準時刻の基準として用いられる時刻

UNIX時間

コンピュータにおける日時の表現規則の一つで、主にUNIX系OSで標準的に用いられている形式。時刻を協定世界時(UTC）1970年1月1日午前0時ちょうどからの経過秒数で表す。

.offset_hours

UTC からの時差を float で返します (+/- 記号を含む)

>>> pendulum.from_timestamp(0, 'America/Toronto').offset_hours
-5.0
>>> pendulum.from_timestamp(0, 'Australia/Adelaide').offset_hours
9.5

.is_local()

インスタンスがローカルのタイムゾーンと同じタイムゾーンにあるかどうかを示す

>>> pendulum.now().is_local()
True
>>> pendulum.now('Europe/London').is_local()
False

.is_utc()

インスタンスがUTCタイムゾーンにあるかどうかを示す

>>> pendulum.now().is_utc()
False
>>> pendulum.now('Europe/London').is_local()
False
>>> pendulum.now('UTC').is_utc()
True