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IT資格取得をテーマに学びをシェアしよう!【PR】UdemyAdvent Calendar 2021

Day 1

【インフラ未経験】3週間でGoogle Professional Cloud Architectを取得するまで

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簡単に自分の経歴を説明します。

現在、渋谷のIT企業でwebエンジニアをしています。
普段はPHPを主戦場に、フロントからバックエンドまで担当させていただいています。

そんな中最近社内インフラ管理チームに入り、社内インフラを全てGCPに移行するという事でProfessional Cloud Architectの取得を決めました。

2021/7/16から学習を開始して、実際に受験したのは8/7なので実際に学習した期間は3週間です。

完全に0からPCAを3週間で取得した人は珍しいと思うので、学習方法や使用した教材など参考になれば嬉しいです!

Professional Cloud Architectとは

簡単にProfessional Cloud Architect(PCA)の概要について説明します。

公式ではこのように説明されています。

Professional Cloud Architect は、Google Cloud の技術を組織が活用するために必要なクラウド アーキテクチャと Google Cloud Platform に関する専門的な知識を活かして、ビジネス目標を推進するスケーラブルで高可用性を備えた堅牢かつ安全な動的ソリューションを設計、開発、管理するスキルを持ったアーキテクトです。

簡単にいうとGCPのサービスを理解して適切に使えることの証明といった感じですね。

ちなみにPCAは2020年最も稼げるIT資格の第一位に選ばれています!(米:Global Knowledge Training LLC.調べ)

注意点ですが、PCAを取得したからGCPは完璧!といったことはなく、そこから実務経験を通してスキルを高めていくことが重要です。

出題範囲について

PCAの出題範囲ですが、公式では以下のように説明されています。

  1. クラウドソリューションアーキテクチャの設計と計画
  1. ソリューションインフラストラクチャの管理とプロビジョニング
  2. セキュリティとコンプライアンスを考慮した設計
  3. 技術プロセスやビジネスプロセスの分析と最適化
  4. 実装の管理
  5. ソリューションとオペレーションの信頼性の確保

抽象的で分かりづらいですよね(笑)
公式にはそれぞれについて詳しく解説されているので、もっと詳しく知りたい方はチェックしてみてください!

ぼくは学習を開始するときに各サービスごとの出題の温度感を知りたかったので、ここでは各サービス毎に解説していきたいと思います。

ただし、Googleの規定で問題内容をバラすことは禁止されているのでそこはご了承ください。。。

範囲となるサービスとどのくらいの温度感かを下記にまとめました。

各サービス 重要度
Compute Engine めっちゃ出る
App Engine めっちゃ出る
Kubenetes Engine めっちゃ出る
Cloud Run まあ出る
Cloud Functions まあ出る
Firestore まあ出る
Cloud Storage めっちゃ出る
Bigtable めっちゃ出る
Datastore まあ出る
Memorystore まあ出る
Spanner めっちゃ出る
Cloud SQL めっちゃ出る
APIゲートウェイ たまに出る
Cloud Scheduler たまに出る
Cloud Tasks たまに出る
VPCネットワーク めっちゃ出る
Cloud DNS たまに出る
Cloud CDN めっちゃ出る
Load Balancing めっちゃ出る
VPN めっちゃ出る
InterConnect めっちゃ出る
ネットワークセキュリティ めっちゃ出る
Monitoring めっちゃ出る
Debugger たまに出る
Profier たまに出る
Trace まあ出る
Cloud Build めっちゃ出る
Container Registory めっちゃ出る
Source Repository めっちゃ出る
Deployment Manager めっちゃ出る
Dataproc まあ出る
Pub/Sub めっちゃ出る
Dataflow まあ出る
BigQuery めっちゃ出る
Dataprep まあ出る

学習方法や使用した教材について

3週間で大体100時間近く学習したと思います。

平均すると1日あたり4時間半くらいの学習をしました。

人によって1日で取れる学習時間は異なりますので、無理する必要はないと思います。

ぼくとしては3週間だけPCAの学習にフルコミットした方が効率良く学習できるので、短期間で集中的に学習する方法がおすすめです。

また、資格取得だけが目的ではなく、実務で使うことを前提としていたのでQwicklabを使ったハンズオン形式の学習も取り入れました。

合格までの学習スケジュール

  • 学習開始〜2週間→CouseraとQwicklabsにて各サービスへの理解を深める
  • 2〜3週間→Udemy、公式の模擬問題を何周も解いて試験傾向をつかむ

大体こんな感じです(笑)

文字にしてみるとすごく単純ですが、このやり方で確実にPCA合格は近づきます。

ぼくが学習で使用した教材について解説します。

使用した教材①:Cousera

これはCouseraというのはさまざまな動画教材がある教育プラットフォームです。

このCouseraの中で下記のコースを受講しました。

下記のコースは全てPreparing for Google Cloud Certification: Cloud Architect Professional Certificate日本語版のコースに入っています。

いずれもGoogle公式の動画教材なので質は非常に高いです。

講座名 概要
Google Cloud Fundamentals: Core Infrastructure GCPサービス全体の概要
Essential Cloud Infrastructure: Foundation Compute Engineまわりの概要
Essential Cloud Infrastructure: Core Services ストレージサービスの概要やIAM、モニタリングについて
Elastic Cloud Infrastructure: Scaring and Automation ネットワーク、DeploymentManagerについて
Reliable Cloud Infrastructure: Design and Process 設計全般について
Preparing for the Google Cloud Professional Cloud Architect Exam PCAの概要と試験対策

値段は1ヶ月あたり5,286円で全てのコースにアクセスできます。

別々にコースを購入すると25000円ほどかかるので、早めに取得して安く済ませましょう!

基本的に動画を見る→確認テスト、Qwicklabsで演習、のような流れですが、ぼくはノートを取りながら動画をみました。

そうすることで動画を見返す必要がなくなり、復習が効率的にできます。

ノートにまとめる作業も自分の頭の中が整理されて知識が定着します。

使用した教材②:Qwickabs

これはCouseraのPreparing for Google Cloud Certification: Cloud Architect Professional Certificate日本語版に登録すると、コースの中で無料で使えます。

これは本来有料であるはずのGCPを学習の目的でのみ無料で使えるサービスです。

学んだ知識をチュートリアルに沿って実際に手を動かしながら触れるので実務でも応用できます。

使用した教材③:Udemy模擬試験

これは完全に試験対策です。
正直これやっとけば受かります。

50問×4回分の模擬試験が収録されていて、解説も丁寧なので超おすすめです。

この模擬問題から類似問題が結構な割合で出題されていたので、試験前はこの模擬問題を中心に学習を進めました。

使用した教材④:公式模擬問題

これはGoogleが公式で出している問題集で、20問あります。

何度でも受けられて無料ですが、問題は常に同じです。

参考程度に解いておくくらいの温度感でいいと思います。

一応解説もついていますが、クラウドエースさんが公式模擬問題について詳しい解説を上げていたのでそちらをチェックした方が良いです。

Professional Cloud Architect 認定試験 模擬試験 解説 前編
Professional Cloud Architect 認定試験 模擬試験 解説 後編

試験当日の流れ・注意事項

受験方法はテストセンターで受験する場合とオンラインで自宅受験する方法があります。

テストセンター受験はテストセンターに行って受験すれば終わりだと思います。

オンライン受験では事前にツールのダウンロードが必要で、当日もノートパソコンで部屋を映して確認したり本人確認したりといった手順があります。

基本的には手順に沿っていれば問題はありませんが、いくつか注意点があります。

まず本人確認についてですが、試験用のアカウントを作成するときに日本語で名前を登録しておかないと免許証などの日本語の身分証が使えません。

もし英語で登録してしまった場合はパスポートなど名前が英語で書かれているものを準備しておきましょう。

オンラインの場合は試験終了後に1週間ほどカンニングしていないかなどのチェック期間があるので、合格と表示されても油断しないようにしましょう。

以上です!

〜完〜

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