VSCodeでProcessingを書く際に便利な拡張機能として、Processing Languageを入れるところまでの記事は割と見かけますが、コンパイルして実行する段階で、タスクを手書きするよりも楽な方法を見つけました。
ワークスペースに開発用のフォルダを追加した状態で、ctrl
+shift
+p
を押してコマンドパレットを開き、入力欄にprocessing
と入れます。
Processing: Create Task File
を選び、
ワークスペース内のスケッチ用フォルダを選択します。
すると、.vscodeフォルダの中に下のようなtask.jsonが作られます。
拡張機能の設定でProcessingのPathを入力しておくと、command
に渡されている${config:processing.path}
で参照され、タスクに直接書く必要がないようになっています。単純なタスクとはいえ、毎回新しいスケッチを作る度に手動で記述するのは面倒です。なるべく自動化したいし、できるはずだという信念があります。
(ちなみに設定のProcessing: PathにExampleとして書かれているものでは動かず、processing-java.exe
と拡張子をつけてPathを指定する必要がありました)
ctrl
+shift
+b
で実行してみます。
実行されずターミナルが終了してしまいました…。
これはタスクのtype
がshell
になっているのが原因のようです。
https://stackoverflow.com/questions/54306943/whats-the-difference-between-process-and-shell-in-vscode-tasks-json
タスクはWindowsで実行しているので、windows
のプロパティ以下に書きました。
これで実行してみると…
無事動きました!
Processing: Create Task File
で作られるファイルはProcessingTasks.jsonの内容みたいなので、ひとまず上記の内容でPull Requestを送ってみました。
私はずっとMacを使っていたため、WindowsやVSCodeに慣れていません。自分でタスクファイルのテンプレートを作る方法が分かればそれで対応したいところです。