#MESH
##MESHとは
MESH
センサーとBluetooth通信が一体となった小さなデバイス
専用のアプリで視覚的にプログラミングでき、手軽にIoTを楽しめる
##MESHの使い方
MESHアプリをダウンロードして起動すると、チュートリアルがある
使い方は単純なので、チュートリアルをこなせばわからないところはないと思う
#IFTTT
##IFTTTとは
IFTTT
様々なアプリとアプリを連携させるためのサービス
例えば、twitterに投稿するときに特定のハッシュタグを付けたツイートを、facebookに自動投稿したりできる
使いようによっては、メチャクチャ使えるやつだと思う
##IFTTTにアカウントを作る
IFTTTサイトにアクセスし、Sign up > メールアドレスなどを入力してアカウントを作る
##My Servicesの登録
右上のアカウント名横のVをクリックするとServicesというメニューがある
登録しているService一覧が出て、その下にAll servicesというリンクがあるのでクリックする
すると連携アプリの一覧が出てくる
使いたいサービスを選んでConnect
アプリごとに認証画面や設定画面が開くので、適当に認証と設定をする
##My Appletsの登録
MyApplets > Appletsタブ > New Applet
+thisにトリガーとなるアプリを、+thatにトリガーが実行されたら動作する方のアプリを選ぶ
アプリを選ぶと、それぞれ設定画面になるので、適当に設定し、Create Action > Finish で完成
設定を変えたり削除したりするときは、レシピ右上の歯車マークを押せばいい
My Servicesの登録はMy Applets登録時にもできる(未設定の場合はConnectが出る)ので、同時にしてもいい
##IFTTT×MESH
MESHをIFTTTに繋いで、センサーの前を人が通ったら、Twitterにつぶやくというシステムを作ってみる
###MESHアプリ側
-
連携タグ > 追加 > IFTTT > セットアップ。IFTTT Key が表示されるのでメモして > OK
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連携タグリストにIFTTTタグが出るので、キャンバスに追加してタグをタップする
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イベントID(英数字のみ可)を好きに決めて、入力し、メモしておく。送信データが必要なら追加しておく
###IFTTT側
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+this > Search > MESHと入力
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MESH > Edit connection > IFTTT Keyを入力
-
MESH > Event from MESH app received Event Key を入力
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Create Trigger
-
+that > Twitter > Connect Twitter
-
Connect > 認証画面が出るので、認証する
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Choose action > Post a tweetを選ぶ
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Tweet内容を入力して、Create action
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最後にAppletの説明を入力する > Finish
#MESHの良いところ、残念なところ
##良いところ
- 手軽さという点では最高
- 視覚化されたプログラミングアプリ
- 見た目がかわいい
プログラミングの知識も半田ごても必要なし。買ってきてすぐにアプリをダウンロードして即遊べるという点では、群を抜いて遊びやすい。
アプリは見た目で動きがイメージしやすく、ほぼ3ステップでそこそこの機能が実装できるので、子供でも一緒に楽しんで遊べる。
また、とかく見た目がアレになりがちなIoTだが、完成された製品であるがゆえに、とてもスマートで可愛いのはとてもいい。
##残念なところ
- 高い
- Bluetooth範囲内にスマホがないと動作しない
- スマホでMESHアプリを立ち上げていないと動作しない
センサータグ1つにつき7000円ほどするので、お手頃価格とは程遠い。アプリの開発費なんかも含めると仕方ないのかもしれないが...
Bluetooth通信を使っているので、当たり前だが近くにスマホがないといけない。しかも、バックグラウンドで常にアプリを動作させておく必要があるし、カメラなど、バックグラウンドでは動作しないデバイスもある(個人的にこれは痛いと思った。玄関を誰かが通ったらカメラを起動させたかったのだが)
#IFTTTの良いところ、残念なところ
##良いところ
- 連携アプリが多い
- 豊富なサンプルレシピ
- アプリごとのAPIを知らなくてもいい
MESHに負けず劣らず、設定が超簡単なので、難しいAPIなど全く知らなくても数分でアプリ連携ができる
また、連携しているアプリも多数あり、有名どころのサービスはほぼ網羅されているのではという感じ
サンプルレシピもたくさんあり、それらを試すだけでも面白い
##残念なところ
- 1つのサービスに対して、1つのアカウントしか設定できない
- 処理にそこそこ時間がかかるようなので、即時的な反応を要するものは厳しい
- 英語
サービスそのものを複数登録することはできない(複数のレシピにひとつのサービスを使いまわすことはできる)
また、1つのサービスには基本的に1つのアカウントしか紐付けられないため、Twitterなどは、複数のアカウントを持っている人も多いかと思うが、
どれか1つのアカウントのみでの運用を強いられる
今のところ、これを回避するには、複数のIFTTTアカウントを作るしかないようだ
また、処理はそこそこのタイムラグがあるので、例えばMESH人が通ったことを感知してIFTTTを通してライトをつけるなどは、ライトが付くのは人が通り過ぎてからになるかもしれない
サイトやアプリは英語なので、英語が苦手な人には少し辛いかもしれない