はじめに
JSTQBって?
突然ですがJSTQBという資格をご存じでしょうか?
超簡単に説明するとソフトウェアテストの資格で海外でも使える資格になります。
試験はFoundation LevelとAdvance Levelの2つがあるのですがここではFoundation Levelを扱っていきます。
詳しくは以下のサイトをご参照ください。
JSTQB認定テスト技術者資格とは?Foundation Levelの難易度は?
注意点
自分はもうある程度「JSTQB Foundation シラバス2018対応 第4版」を読んでいます。個人的に「ここ試験にでそう」と思ったところや、「ここ複雑でわかりにくいんだよな・・・」と思ったところを気づいた段階でまとめていくので内容が前後するかとは思いますが、あくまで自分用なので悪しからず。
5.2.6 テスト見積もりの技術って?
大きく分けて2種類ある
その2種類とはズバリ・・・
・メトリクスを活用する
・専門家の知識を基にする
の2つだ。その中でもアジャイル開発とシーケンシャル開発でも分かれてくる。
つまり「バーンダウンチャート」みたいな代表的な名前が4種類出てくる。
こ、これは混同しそう・・・。(^^;
というわけで、一発で視覚的にわかるようにテーブルにしてみた。
テスト見積もり方法 | 開発 | 使用される技術 |
---|---|---|
メトリクス | アジャイル開発 | バーンダウンチャート |
メトリクス | シーケンシャル開発 | 欠陥除去モデル |
専門家の知識 | アジャイル開発 | プランニングポーカー |
専門家の知識 | シーケンシャル開発 | ワイドバンドデルファイ法 |
実際に1つ1つ説明していこうとするときりがないため、使用される技術4種類を学ぶにあたって参考にしたサイトを紹介しておく。
(試験合格だけが目標なら上のテーブルを覚えればとりあえず大丈夫な気もする)
バーンダウンチャート
バーンダウンチャートとは?メリットや作成方法、導入時の注意点を解説
欠陥除去モデル
これは正直「これだ!」というサイトがなく、JSTQB Foundation シラバス2018対応 第4版から引用しておきます。(良いサイトがあったら教えてください)
シーケンシャル開発で使用される欠陥除去モデルは、メトリクスをベースにした技術の1つと言えます。過去のプロジェクトで検出した欠陥数、およびその欠陥を除去するためにかけた時間をベースに、対象のプロジェクトの工数を見るからです。
プランニングポーカー
プランニングポーカーとは?~アジャイル開発の工数見積もり算出~
みんなで見積もれ!アジャイルな見積もり手法「プランニングポーカー」のやり方
結構おもしろそう・・・。
ワイドバンドデルファイ法
結局、メトリクスと専門家どっちがいいの?
答えは状況次第、どちらも一長一短!
過去のプロジェクトと似ているプロジェクトであれば、過去のメトリクスを参考にできるため、メトリクスの方が効果を発揮するだろう。
しかし、規模が違ったり、ドメインが違ったりすると、あまり効果を得られなくなる。
専門家が見積もる方式もテスト工数を見積もるのではなく、納期と費用に合わせて帳尻を合わせるようなバイアスがかかる恐れがあるため、妥当な数字か確認する必要がある。よって、
できれば両者の数字を見比べるのが良い!
という結論に至る。
おわりに
今回の記事はあくまで自分が見直す用ですが、同じJSTQBの受験を考えている人の参考になったのなら幸いです。
気が向いたらまた投稿しようと思います。