※この記事は個人的なメモとしての役割が大きく、詳細な説明は致しません。
はじめに
久しぶりにpodmanを利用しようとしたところ、podman-machine-default
が動作せずに困りました。
せっかくなので今まで触れてこなかったqemuを少しでも扱えるようになろうと、お試しで動作させてみました。
環境
- OS
- MacOS
- CPU
- x86_64
- パッケージマネージャ
- Homebrew 4.1.5
- qemu
- 8.0.4
インストール
brew install qemu
OSイメージ
今回は無難にUbuntsu Serverを使用します。
以下からisoファイルを入手します。
https://jp.ubuntu.com/download
disk img
qemu-img
コマンドを使用して、VM用ハードディスクとなるdisk imgを作成します。
後ほど、このdisk imgを使用してVMを起動させます。
もっと詳細なオプションもありますが、基本的な書式は以下です。
qemu-img create -f [フォーマット] [ファイル名] [容量]
今回はqcow2
形式で15GB
のイメージを作成します。
qemu-img create -f qcow2 ubuntu22.qcow2 15G
起動
初回
qemu-system-x86_64
コマンドを使用して、VMを起動させます。
初回はインストールが必要なので、cdrom
オプションがついています。
qemu-system-x86_64 -cdrom [OS img] -boot order=d -m [メモリ容量] -drive file=[disk img file],format=[フォーマット]
上述の手順で作成したdisk imgを指定し、起動コマンドを実行します。今回のメモリ容量は8GBです。
qemu-system-x86_64 -cdrom ubuntu-22.04.3-live-server-amd64.iso -boot order=d -m 8G -drive file=ubuntu22.qcow2,format=qcow2
別ウィンドウが開いてUbuntu Serverのインストール画面が出力されれば成功です。
2回目以降
2回目以降はインストールが不要なので、cdrom
オプションはありません。
こちらも、より詳細なオプションがありますが、基本的なものを記載します。
qemu-system-x86_64 -boot order=d -m [メモリ容量] -drive file=[disk img file],format=[フォーマット]
今回のメモリ容量は16GBです。なんとなくです。
qemu-system-x86_64 -boot order=d -m 8G -drive file=ubuntu22.qcow2,format=qcow2
以上です。
はじめに書いた通り、メモ要素が強いので、今後もなにか進捗があれば(しれっと)追記するかもしれません。