前回
RHEL 8.5にOSS版httpd 2.4.52をインストールする(2)
概要
インストールしたOSS版httpdでphpを動かしたいのでインストール&設定をした
CentOS8からモジュール版phpは使われなくなったようなのでphp-fpmを利用する
前提
- RHEL 8.5
- httpd 2.4.52 (ソースからインストール、前回の記事参考)
- php 7.4.28 (remi)
インストール
sudo dnf install https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-8.noarch.rpm
sudo dnf install https://rpms.remirepo.net/enterprise/remi-release-8.rpm
sudo dnf module reset php
sudo dnf module install php:remi-7.4
設定変更
php-fpmの設定
sudo vi /etc/php-fpm.d/www/conf
- ;listen.owner = nobady
+ listen.owner = apache
- listen.group = nobady
+ listen.group = apache
- listen.mode = 0660
+ listen.mode = 0666
AppStreamのhttpdをインストール→削除したため、apacheユーザは存在している。
もしソースからのみインストールの場合、同様に作成する必要があり。
httpd.confの修正
phpをインストールした段階で/etc/httpd/conf.d/
配下にphp.conf
が配備されているので、その設定を有効化する
sudo vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
+ Include conf.d/*.conf
起動
sudo systemctl start php-fpm
動作確認
sudo touch /var/www/html/index.php
中身は以下とする
適当にphpinfoを出力
<?php
phpinfo();