Mac にしたら Chrome でロシア語が等幅で表示されるのん
Русский язык — Википедия
ほんまにきれたマジで許さん。というわけでこれをまともにします。
ついでなので他の言語もいい感じに変えていきましょうね
原因
[chrome://settings/fonts](chrome://settings/fonts) おまわりさんこいつです。Mac で(多分言語設定が日本語のときは) Chrome のデフォルトフォントが「ヒラギノ角ゴ」とかになってるのが悪さをしてるっぽいです。対策
Chrome だとデフォルトフォントを font-family
に指定するみたいに複数指定したりできないっぽいですね。そこで、文字種ごとにフォントを変えてやる拡張機能をいれてやります。
そのために使用するのがこちら
こいつをインストールしてやると、先程のフォント設定のページの一番下に「フォントの詳細設定 拡張機能のオプションを開きます」とか出てきます。そいつをクリック。設定ページが出てきます。
ロシア語
ロシア語に使われてるのはキリル文字。よって Script は "Cyrillic" を選択。そこで
- "Standard" と "Sans-Serif" には Helvatica を
- "Serif" には Georgia を
設定してやります。最後に Apply Settings を押してやります。
するとあら不思議!
Русский язык — Википедия
ロシア語が美しく表示されました。やったね。
ちなみに上の2つのフォント設定は Safari に倣いました。べ、べつにMacが好きになったわけじゃないんだからね!(多分、Arial と Times New Roman の組み合わせとかでも問題ないとおもいます。)
ギリシア語
もののついでに、Wikipedia の左の方に見えたギリシア語も折角だから訂正。
Before
Ελληνική γλώσσα - Βικιπαίδεια
設定項目はさっきと同じで、
- "Script" を "Greek" にして
- "Standard" と "Sans-Serif" には Helvatica を
- "Serif" には Georgia を
設定します。なぜかAdvanced Font Settingsはギリシア語サンプルを表示してくれない。
After
Ελληνική γλώσσα - Βικιπαίδεια
きれい。
ちなみに「ギリシア語」はギリシア語で Ελληνική γλώσσα って書いて [eliniˈci ˈɣlosa] とか読むらしいですね。えりにきーぐろーさ(誤解を生むカタカナ表記)。
セルビア・クロアチア語
さらにもののついで。だって Wikipedia の言語一覧に Srpskohrvatski / Српскохрватски とか書いてあるのが見えちゃったんだもん。
っていっても使われてるのはキリル文字っぽいしまあ設定するフォントは同じです。(正確にはセルビア語キリル文字って言うらしいです。微妙にロシア語のキリル文字にない文字がある)
とかここまで書いてて気づいたんですが、よく見たら "Script" の中にセルビア語キリル文字の選択肢もセルビア・クロアチア語の選択肢もありません。は???なんで線文字とかまであるのにセルビア・クロアチア語がないの・・・?(解決策を募集しています。)
P.S.
- Mac で Snipping Tool は Command+Shift+4。
- Safari は開発者ツールの開放に「設定」→「詳細設定」の必要あり。しかもなぜかDevToolにはフォント名が出てこない。そんなときには任意のテキストをMac付属の「テキストエディット」にコピペすればフォントが見れるというHackを得た。
- Qiita のマークダウンエディタ、全角カッコが半角カッコと区別つかないのよくない(ん、これもMac特有なのか?)
- ギリシア語なの? ギリシャ語なの?
- 「等幅」って「とうふく」じゃなくて「とうはば」って読むんですね。重箱読み。