#導入
新しく購入したLinux PCにGeant4(以下、G4)をインストールした際の環境メモである。
詳細についてはここよりも優良なサイトがある。
【Geant4 インストール】
https://qiita.com/aximov/items/3387e4cba7040f2acfe2
Qiitaの記事で最も簡潔にG4インストールなどについてまとまっているサイト
【Geant4初心者講習会・研究会】
https://wiki.kek.jp/display/geant4/Geant4+Japanese+Tutorial+for+Detector+Simulation+2019
KEKのスタッフらによる初心者講習会。ここの資料があれば自分でもできる。
#環境
- Ubuntu 18.04.4 LTS
- gcc 7.5.0
- GNU Make 4.1
- CMake3.17.2
- expat 2.2.5
- libexpat1-dev 2.2.5
- xorg-dev 1:7.7+10ubuntu7.1
- freeglut3-dev 2.8.1
今回インストールしたG4バージョン
- Geant4.10.04.p01
#Genat4 Visuallization
Geant4 の visuallization には色々とある。
#Qt5のインストール
一般的に使用されるものの中で一番使いやすいのはQtである。
GUIの画面で粒子走らせたりができるので、便利。
ただ、結構重いのでそれなりにハイスペックなPC(GPUを積んでいるもの)や、軽いgeometryを動かす際に利用した方が良いかと思います。
(Qtが重いけれどもグリグリと3DモデルをGUIで操作したいならば、VRMLを利用することをオススメする)
#CMakeのオプション
CMakeをする際のoptionは次のようにする。
cmake \
-DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/path/to/geant4.10.06.p01-install \
-DGEANT4_INSTALL_DATA=ON \
-DGEANT4_USE_QT=ON \
/path/to/geant4.10.06.p01
オプション一覧[under construction]
hogehoge
おまけ(ccmake)
デバッグなどをする際に一番厄介なのは正常動作している環境との違いだと思います。その際に重要なのが、cmakeをしたときのオプションの確認です。geant4-config --helpでも確かめることは可能ですが、ccmakeを使うことでよりわかりやすく見ることができます。
以下を参照
https://alt-native.hatenadiary.org/entry/20121224/1356319986
可視化(Visualization)
(メモ)
VRML2FILEで見るときは、以下の二行が必要であることに注意
/vis/open VRML2FILE
/vis/viewer flush
まとめ
随時更新予定ではありますが、上記資料と環境だけで問題なくできたのでここではなく別のところを参照しましょう。
参考