はじめに
GitHubのデフォルトブランチ名がmasterからmainに変更になってからしばらく経ちますが、
GitHub側でのデフォルトブランチの変更は直ぐに実施していた一方で、
まだローカルでの設定変更をしていなかったので設定変更してみました。
既存プロジェクトに対するデフォルトブランチ名変更
既存プロジェクトでのmasterブランチからmainブランチへの名称変更は以下のコマンドで行えます。
git branch --move master main
新規プロジェクトに対するデフォルトブランチ名変更
本題です。デフォルトブランチ名の変更は以下で行います。
git config --global init.defaultBranch main
git config --list を実行すると以下のような行が追加されています。
init.defaultbranch=main
反映されない場合
上記設定を行なった後に新規ローカルリポジトリを作成した際、
master という名称のまま作られるのであれば、Gitのバージョンが古い可能性があります。
（※init.defaultBranchはversion 2.28で導入されました。）
参考情報:
- GitHub Blog:Highlights from Git 2.28
バージョン確認
以下、Mac(zsh)での確認です。
% git --version
git version 2.24.3 (Apple Git-128)
% which git
/usr/bin/git
デフォルトで入っているCLIでは、バージョンが低いのでbrewでインストールします。
% brew install git
% which git
/usr/local/bin/git
% git --version
git version 2.29.2
※もし、which git で /usr/bin/git と出力された場合は、
PATH設定を見直し、/usr/local/bin の優先順位を上げて下さい。
おわりに
今回の変更で、brewにgitインストールしていなかったことに気づきました。
頻繁に brew list も確認すべきですね。
では、よい Git Lifeを！