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【更新中】FI勉強会(概要)

Last updated at Posted at 2018-11-19

##前提知識
####1. 勘定コード表
#####定義
勘定コード表には、1 つ以上の会社コードで使用されるすべての G/L 勘定が含まれています。

  • T-cd:OB13 更新: 勘定コード表一覧

#####使用
各会社コードに対して 1 つの勘定コード表を割り当てる必要があります。この勘定コード表が運用勘定コード表であり、この会社コードでの日々の転記に使用されます。
複数の会社コードを使用できます。

  • T-cd:OB62 割当: 会社コード -> 勘定コード表

####2. 勘定科目
#####定義
複式簿記の仕訳や財務諸表などに用いる表示金額の名目をあらわす科目のことである。単に「勘定」、「科目」とも呼ばれる。
#####概要
主な勘定科目としては、貸借対照表(balance sheet)で用いられる

  • 資産(asset)

  • 流動資産

  • 固定資産

  • 繰延資産

    例:現金、預金、受取手形、売掛金、未収金、有価証券、商品、短期貸付金、長期貸付金など

  • 負債(liability)

  • 流動負債

  • 固定負債

    例:買掛金、未払金、短期借入金、長期借入金、預り金、支払手形、仮受金、未払費用など

  • 純資産(net asset)

例:資本金、引出金、資本準備金、利益準備金など

や、損益計算書(income (profit and loss) statement)で用いられる

  • 費用(expense)
  • 営業費用
  • 営業外費用
  • 特別損失
  • 税等

例:仕入高、給料手当、退職金、福利厚生費、荷造発送費、販売促進費など

  • 収益(revenue)
  • 営業収益
  • 営業外収益
  • 特別利益

例:売上、受取手数料、受取家賃、受取利息、有価証券利息、受取配当金、受取地代など

がある。

#####2.1 勘定グループ
勘定コードを登録する際は、 勘定グループを指定する必要があります。
勘定グループにより以下を決定します。

  • 勘定コードの間隔
  • マスタレコードの登録時および変更時に必須入力する項目とオプション入力する項目
  • マスタデータの登録時および変更時に非表示にする項目

勘定グループによって、画面のレイアウトを制御することができます。
勘定グループによって、上記の条件に従って勘定を組み合わせます (損益勘定グループ、資産勘定グループ、品目勘定グループなど)。

  • T-cd:OBD4 定義: 勘定グループ

####3. 総勘定元帳(そうかんじょうもとちょう)
#####定義
仕訳帳の内容を勘定科目ごとに転記した帳簿です。

####4. 仕訳帳
#####定義
仕訳とは、ある取引を「勘定科目」を使って「借方(左側)」と「貸方(右側)」に分けることです。借方と貸方は、それぞれ同じ残高にする決まりとなっています。

####5. 統制勘定
#####定義
統制勘定は、補助元帳勘定 (債権、債務、固定資産など) に取引が入力されるたびに自動で転記が行われる G/L 勘定です。それぞれの補助元帳では、総勘定元帳で同じ統制勘定に表示される補助元帳勘定は、常に、勘定設定グループにまとめられます。勘定設定では、それぞれの勘定設定グループに対して少なくとも 1 つの統制勘定が割り当てられます。

####6. 消込
#####定義
未消込明細は、契約アカウントのすべての転記トランザクションについて生成され、まだ終了していない取引を表します。明細消込管理で、未収金および未払金の残高があるかどうかを確認することができます。契約未収金 /未払金管理のほとんどの処理手順 (督促処理や支払など) は、未消込明細にもとづいて契約アカウントを管理していないと使用できません。

####7. 勘定コードマスタデータ
#####定義
勘定コードマスタレコードには、勘定の機能を決定するために、総勘定元帳で常に必要とされるデータが格納されています。勘定コードマスタレコードにより、会計取引の G/L 勘定への転記および転記データの処理が制御されます。
#####構成

勘定コードマスタレコードは次の 2 つの領域に分かれています。そのため、同じ勘定コード表を持つ会社コードでは同じ G/L 勘定が使用されます。

  • 勘定コード表上の勘定コードマスタレコード(T-cd:FSP0)
    タイプ/テキスト、キーワード/翻訳、情報の3つのタブ
  • 会社コード上の勘定コードマスタレコード(T-cd:FSS0)
    管理データ、登録/銀行/金利、情報の3つのタブ
    会社コード別領域には、会社コードごとに異なるデータが格納されています。たとえば、勘定の転記に使用される通貨などです。
  • 共通(T-cd:FS00)
    以上のタブ6つをすべて含む

#####テーブル

  • SKA1 G/L 勘定マスタ (勘定コード表)
  • SKB1 勘定コードマスタ (会社コード)
  • SKAT 勘定コードマスタレコード (勘定コード表: テキスト)

#####7.1 勘定科目のカテゴリ

  • BSA 貸借対照表勘定
  • PLA 損益計算書勘定
  • RAA 統制勘定

#####7.2 項目ステータスバリアント
一つの項目ステータスバリアントにいくつかの項目ス テータスバリアントを一緒にグループ化します。
各 G/L 勘定の会社コード依存の領域に項目ステータスグループを定義する必要があります。 項目ステータスグループによりどの項目が入力可能であるか、どの項目が入力項目を必要とするかそして、どの項目が伝票入力のときに非表示であるかが決定されます。追加勘定割当 (例えば、原価センタや指図) は対応する項目にデータが入力される場合のみ可能であることに注意してください。

IMG:
財務会計-->総勘定元帳⇒取引-->一般転記-->伝票設定の実行/チェック-->定義: 項目ステータスバリアント

####※参照
SAP 文書
Wikipedia

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