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初心者エンジニアによるAndroidアプリ開発日記⑦

Last updated at Posted at 2024-10-17

まえがき

前回までで作成したいアプリの実装をすることができ、今回の投稿に至るまでリリースに関して手順を調べていましたが、調べた結果リリースは難しいという結論に至りました。とはいえ調べるにあたってわかったことも多くあったので、その内容をこの記事でまとめて、Androidアプリの作成は終了としたいと思います。

前回はこちら

目次


概要

この記事では、アイコンの設定や、リリースまでに必要な流れについて記載する。

アイコンの設定

アイコンは、pngなどの画像ファイルをresフォルダ内のmipmapに配置します。mipmapにはサイズに応じてmdpiからxxxhdpiまでフォルダが用意されていますが、自分の作成したサムネイルのサイズに適する場所にだけ、配置すればOKでした。

アイコン画像はFigmaで作成しました。

アイコン画像を配置したら、AndroidManifest.xmlに以下のコードを書けば、アイコンが設定されます。デフォルトでAndroidの宇宙人アイコンが設定してあるので、そこのファイル名を自分の画像ファイル名に書き換えればOKです。

 android:icon="@mipmap/icon"
 android:roundIcon="@mipmap/icon"

アイコン設定はこちらが参考になりそうです。

↓作成したアイコン
スクリーンショット 2024-10-17 025829.png

Googleへの開発者登録

基本的にこちらの記事を参考にしながら進めました。

まずGoogleに開発者として登録する必要があります。こちらから登録を行いますが、以下のものが必要になります。

  • Googleアカウント
  • クレジットカード
  • 本人確認に用いる身分証
  • $25
  • Android端末

筆者は登録時にAndroid端末を所持していなかったので、思い切ってAndroidを契約しました。

登録の手順は、画面の指示に従えばよいので詳細は割愛しますが、以下の点に注意です。

  • 登録するGoogleアカウントのアドレスは公開される
  • 登録時にクレジットカードから$25支払う必要がある
  • 身分証の画像を本人確認に使用するが、認証されるのに少し時間がかかる(筆者は2日ほどかかった)

認証が済むと、GooglePlayConsoleが利用できるようになります。

GooglePlayConsole

2023年11月から、個人開発者がアプリをリリースするためにテスト要件が課されたようです(詳しくはこちら)。手順は以下の通りです。

  • 内部テスト
  • アプリ設定
  • クローズドテスト

クローズドテストが済めば、アプリを審査に出すことができます。

内部テスト

少人数のユーザーにアプリを配布し、テストする項目のようです。実施は任意ということなので、今回はスキップしました。

アプリ設定

プライバシーポリシーや、ターゲット、ストアに公開する内容などの設定を行います。今回は単純なクイズアプリなので、色々とパスできた部分が多かったですが、プライバシーポリシーの設定には時間がかかりました。プライバシーポリシーの指定はURLによって行うので、Githubの公開リポジトリに作成しました。

クローズドテスト

リリースのために必要な項目となります。ここでは、最低20人のテスターにテストしてもらう必要があります。一度でも遊んでもらえれば、14日間アンインストールされなければ申請の基準を満たすようです(後述する記事を参照)。ここが筆者の挫折ポイントでした。
スクリーンショット 2024-10-17 030237.png

20人の壁を突破した後のことは、こちらの記事が参考になりそうです。

クローズドテストの設定については、以下画像をご参照ください。
スクリーンショット 2024-10-17 032813.png

スクリーンショット 2024-10-17 032830.png

「公開するとリンクが表示されます」とありますが、クローズドテスト用にアプリを公開することができるようです。テスターはWeb上で公開されたアプリからテストできる、ということだと思います。

テスト用リリース画面は以下
スクリーンショット 2024-10-17 031739.png

AndroidStudioで取得したBundleをこちらにアップロードします。こちらの手順について、有用そうな記事をいくつか見つけたので、記載しておきます。

終わりに

 今回はリリースに向けた作業について、調べた内容をまとめました。リリースに至らなかったことは残念ですが、アプリを作成する過程を通して多くのことを学ぶことができたと感じます。
 Androidアプリ作成の本来の目的は、これからの業務への準備でしたが、この目的は十分達成できたと思いますし、記事としてアウトプットすることの価値も少しわかった気がします。今後も何か記事に残せるものがあれば残していきたいと思います。

本アプリのソースはGitHubに公開したので、気になる方はこちら

参考

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