gensimのインストールの際にPythonをダウングレードする必要性が生じ、四苦八苦しました。手順を備忘録としてまとめます。Windowsの内容になります。
1.Anacondaをインストールする
Anacondaプロンプトを使用するため、Anacondaをインストールします。Anacondaを用いることで、Pythonの異なるバージョンや、ライブラリなどをまとめた仮想環境を作成することができます。
2.Anacondaプロンプトを起動
Anacondaインストール後に起動するAnacondaNavigatorから、Anacondaプロンプトを起動します。
Anacondaシェルという、Anacondaプロンプトと似たものがありそれでも同様のことができるのかもしれませんが、今回試していません。
3.Python仮想環境を作成・起動
以下をAnacondaプロンプトで実行し、仮想環境を作成・起動します。
conda create -n {任意の仮想環境名} python=3.xx //バージョン3.xxのPython仮想環境を作成
conda activate {任意の仮想環境名} //仮想環境を起動
仮想環境を起動後、pipやcondaコマンドを用いて必要なライブラリをインストールします。
仮想環境停止には、以下コマンドを実行します。
conda deactivate //仮想環境を停止
4.VSCodeで仮想環境に接続
ある程度VSCodeでPythonの開発環境が整っていること前提ですが、VSCode右上からPythonの環境を選択することができます。
こちらから、自分の作成した仮想環境名を探して選択すればOKです。
以上の手順により、任意の過去バージョンのPython仮想環境で作業することができるようになります。