Next.jsを使ったAPI開発

はじめに

Next.jsでAPIの開発をできるがあるので、メモ代わりに書いていきます。

Next.jsにおけるAPI開発とは

Next.jsはReactのフレームワークになりますが、APIを作成して、同じコードベースの中で、フロントエンドとバックエンドのコードを書くことができ、呼び出すことができます。Node.jsなどを使ってサーバを立てなくても、DBにアクセスできたりすることができるということです。

基本的なフォルダ構成

今回はApp Routerを使用していきます。
基本的には、apiフォルダを作成して、その中にファイルを追加して、APIのコードを書いていくことができます。そして、そのディレクトリ名と、ファイル名がAPIのエンドポイントになります。

サンプルコード

ドキュメントに沿って、簡単なAPIを作ります。
まずは、以下のコードを/api/router.jsに書いていきます。

/api/route.js

import { NextResponse } from "next/server";

export async function GET() {
  return NextResponse.json({
    message: "データを取得!",
  });
}

そしてこのコードをフロントエンドから呼び出してみましょう。
以下のコードを書きます。

page.tsx

"use client";

import axios from "axios";

export default function Home() {
  const getData = async () => {
    const response = await axios.get("/api");
    console.log(response);
  };

  return (
    <main className="flex min-h-screen flex-col items-center justify-between p-24">
      <div className="z-10 max-w-5xl w-full items-center justify-between font-mono text-sm lg:flex">
        <button
          className="bg-blue-500 hover:bg-blue-700 text-white font-bold py-2 px-4 rounded"
          onClick={getData}
        >
          getDate
        </button>
      </div>
    </main>
  );
}

すると、以下のように/api/route.jsに作成したデータが取得できました！

次は、apiのエンドポイントを「/api/users」としてみましょう。
usersディレクトリをapiディレクトリ配下に作り、その中にrouter.jsを作り、以下のようなコード書いていきます。

/api/users/route.js

import { NextResponse } from "next/server";

export async function GET() {
  return NextResponse.json({
    message: "/api/usersからデータを取得!",
  });
}

フロントエンド側のコードは以下のようになります。

page.tsx

"use client";

import axios from "axios";

export default function Home() {
  const getData = async () => {
    const response = await axios.get("/api/users");
    console.log(response);
  };

  return (
    <main className="flex min-h-screen flex-col items-center justify-between p-24">
      <div className="z-10 max-w-5xl w-full items-center justify-between font-mono text-sm lg:flex">
        <button
          className="bg-blue-500 hover:bg-blue-700 text-white font-bold py-2 px-4 rounded"
          onClick={getData}
        >
          getDate
        </button>
      </div>
    </main>
  );
}

すると以下のように、データを取得できました!

ドキュメント

以下が参考にしたドキュメントです。

最後に

以上がNext.jsを使ったAPI開発をしていきました。
今回は、App Routerを使いましたが、Page RouterとApp Routerでは作り方が違うので注意が必要になります。

他にも色々な記事を書いているので、よければ読んでいってください、、、