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Raspberry Pi 3 でIPアドレスを固定して、外部からSSH接続できるようにする

Last updated at Posted at 2018-02-25

Raspberry Pi に外出先からもアクセスしたいと思い、調べたところ、
外部からの接続を可能にするには、まずRaspberry PiのIPアドレスを固定にする必要がありました。

今回は、Raspberry Piに外部からの接続を可能にする下準備としてIPアドレスを固定する方法から、
ポートを開放して、外部からのアクセスを受け付けるところまで説明します。

dhcpcd.conf を編集する

dhcpcd.confとファイルに固定したいIPなどの情報を記載します。
まずは、以下のコマンドたたいて、ファイルを開きます。

$ sudo nano /etc/dhcpcd.conf

末尾に以下の情報を追記します。
ちなみに、Buffalo無線ルータの場合の設定となりますので、
適宜、routersなどの値を編集してください。

メーカー デフォルトゲートウェイ
バッファロー 192.168.11.1
ロジテック 192.168.2.1
/etc/dhcpcd.conf
interface wlan0
static ip_address=192.168.11.40/24
static routers=192.168.11.1
static domain_name_servers=192.168.11.1

IPアドレスの確認

先ほどの設定が反映されているか確認するため、Raspberry Piを再起動します。

再起動し、ifconfigでIPアドレスを確認して、
dhcpcd.confで設定したとおり、
「192.168.11.40」となっていれば、設定がうまくいっています。

外部からの接続

外部からアクセスできるようにポートを開放します。

今回、私は、SSH接続を外部からしたかったので、開放するポートは22番にしました。

バッファローでは、以下のように設定を登録します。

グローバルIPアドレスの確認

外部から接続するので、グローバルIPアドレスを確認します。

こちらの、サイトで確認すると便利です。
https://www.cman.jp/network/support/go_access.cgi

Raspberry Piとは別のネットワークに繋がっているPCから、
以下のコマンドをたたいて、接続ができれば、設定完了です。
(xxxの部分にグローバルIPアドレスを入れます)

$ ssh user@xxx.xxx.xxx.xxx

これで、いつでもどこでもRaspberry Piにアクセスができるようになりました!!

追記
今回、繋ぎ方の説明としてコンパクトにまとめましたが、
実際に、運用する場合は、公開鍵認証などを設定して、
セキュリティを高めた上でご利用くださいmm

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