# 自己紹介
ジーズアカデミーの4期生で卒業制作はライブハウスの生配信ができるサービスを作成。卒業制作発表会では実際に生配信をして時間が足りなくて、全くサービスの話ができないという、プレゼンでは絶対にやってはいけない事をしてしまった男です。
現在はJavaの開発現場で働いる新米エンジニアです。最近Javaの勉強をする機会が多く、今回はちょっと難しい印象のあるJavaについて簡単に書いてみたいと思います。
# Javaとは
この記事を読まれていてプログラミングに少しでも興味のある方であれば、「Java」というプログラミング言語をご存知の方も多いと思います。
現在主流であるオブジェクト志向の代表的な言語であり、Androidアプリ開発で採用されている言語としても知られています。
ちなみに、これから学ばれるという方は「Java Script」とは全くの別物なのでお気をつけ下さい。
Javaは90年代〜2000年代頃に主にWeb開発で主に用いられた言語で現在でも多くの開発現場で幅広く用いられています。
# Javaは古い?
前述の如く現在も幅広く使われているJavaなのですが、人によっては古ぼけた印象を持たれている人もいるかと思います。(逆に昔からC言語で開発をしている人からしたら新しいらしい)
近年スクリプト系の言語の台頭や他言語のライブラリ,APIの豊富さからスピード重視の開発現場ではあまりJavaは採用されていません。なぜなら、スクリプト系,Javaどちらも経験のある人ならわかると思うのですが、記述一つ一つが遠回しだったりするわけです。(逆にモダンと言われる言語は分かりやすく端的な記述)
人間に例えるなら、理屈っぽく全ての情報を伝えすぎて逆に伝わりづらくなってしまう理系の人間がJava、細かい情報は置いといて、とりあえず伝わればOK。コミュニケーションや連携重視の文系の人間がスクリプトといった具合でしょうか…
# なぜJavaは使われる?
ではなぜ遠回しなJavaはなんだかんだ未だに現役なのでしょうか。
それは大手企業などの資金源のある開発現場で今まで主に使っていた言語がJavaだから、というのが一つ。
もう一つは安全性。青色の銀行なんかでもシステムの問題がありましたし、大手企業は安全のためであればいくらでもお金を払う。結果効率の悪い手法でもより安全性の高い手法をとる結果Javaになるのでは?と自分の中で解釈しています。
# いわゆるWeb系の人はJavaはやらなくていいの?
ぶっちゃけ、起業をしたいとかって人はやらなくてもいいと思います。ただ、個人的な意見としては純粋にプログラミングを教養として学びたいという場合には是非やるべきというのが考えです。(C言語を学んできた人に怒られそうですが。。。)
とりあえず早く作りたい!って人はやる必要はないかも。
ただ、いろいろな言語をマスターしたい、という変人プログラマーを目指すのであれば是非やっておいたほうが良いと思います(笑)
なぜなら、オブジェクト指向の代表的な言語ということもあって、いろいろな言語がJavaの影響を受けて開発されています。
よく、プログラミング言語の習得に関して、横の移動は楽だと言います。はじめがJavaだと横の移動がしやすいそうです。(私は他の言語の経験が薄いためそこまで言えませんが・・・)
また、Javaの開発環境上で動くScala,jrubyといった流行りの言語もあるわけです。
# 結論
自分で変人の自覚がある人はJavaをやるべし!!それ以外はやらなくて良い!!
新米エンジニアが何言ってんだという感じですが、遠からず近からずな感じなのではないかと思います。
# Javaをやろう!!
回りくどくてめんどくさいやつかもしれないけど、愛してやまないファンが多い事も事実。
Javaなんて古いと言われ続けてもう何年も経つが、私の現場ではバリバリの現役。まだこれから先も使われ続ける事は間違いのない言語です。
ジーズでJavaをやっている人は少ないですが、Android開発でパフォーマンスを上げようと思うと避けては通れないJava。勉強するのも大変な言語だけど、それを乗り切ったらエンジニアとして一つレベルアップできるかも。