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Oracle Database Fundamentals Bronzeを受験してみた感想

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前回AWS CLFに合格してから

短期間となりますが今回はOracle DBA Master Bronzeに挑戦してきました。
結構長い間のんびりと勉強していたので合格する自信はありましたが、
試験時間が早かったのでテストセンターに到着できるかが鍵でした。

以下受験記録です。

受験してみての感想

その1: 黒本だけで合格点到達可能だよ♪

通称黒本を何周も繰り返し頭に染み込みませました。
個人的にしんどかったところとしては、Databaseのインストールとパラメータ関連ですね。

インストールに関してはM1 Macのためハンズオンはできず、
パラメータ関連に関してはこれだよって明記していることが少なく、自分で調べたり仕事中に開発環境で
初期化パラメータを眺めたり、ってことをしていました。

もちろんメモリー管理に関連するパラメータは黒本に記載しているし、これで間に合うと思っていますが、
個人的には本番では余裕を持って合格できる状態にしておきたいのでちょっと困ってました。

インストールできる環境があればshow parameterなどでリストを作るのもありですね。
それかselect * from V$parameterをspool出力するなど、やりようはあると思います。

で、実際に勉強した内容と試験問題の雰囲気の違いですが、黒本と相違ないです。
黒本の質が高いのが素晴らしいというところですが、あえて言うなら文章の癖やキーワードの言い換えと、
黒本で学んだ内容から推測して解かなければならない問題があるということです。

前者は初歩的な例を挙げるとサーバをノードと言い換えていたりなどです。
また、英語→日本語の翻訳による文章の違和感です。
これに関しては慣れておく必要があると思っていますが、
他ベンダー資格の試験を受けていればこのレベルのことは日常茶飯事となってくるので経験を積んでいきましょう。

後者は黒本が悪いということではありません。むしろ1冊で合格レベルまで引き上げることができる素晴らしい書籍です。
というのを踏まえてですが、公式サイトにも記載されてますし試験開始時の注意事項にも記載されていますが、
70問のうち何問かは試験範囲外の問題が出てきます。

これは採点対象外なので採点には直接影響はないのですが、約4万円という決して安くない受験料を払っている以上、
試験中に初見に近い問題に遭遇すると少しパニックになります。
それが嫌なので自分は試験対策としてできるだけ広い範囲を触れるような勉強するようにしています。

ではOracle Master Database Bronzeにおいて少しレベルが上の問題にどう対処すれば良いのか。
私は以下のサイトに課金して、仕事の休み時間や一息ついているときに解いていました。

このサイトにはDBA Bronzeの問題が400問収録されており、単元ごと、間違えた問題ごと、
模擬試験モードなど自分の苦手箇所や本番想定での試験対策がとてもしやすかったです。

試験当日の電車の中でも苦手意識のある単元だけ一通り解くようなスマートな直前対策ができるので、
このサイトはとてもおすすめです(ちなみにステマではありません)。
自分は模擬試験モードで平均80〜90%の正答率をキープして本番に臨みました。
ちなみにこの正答率のキープのおかげで当日アクシデントがあってもなんとか合格することができました。

その2: 試験会場の時間選びは意外に大事だよ♪

試験前日、よく通っている整骨院の先生に、明日試験があり、懸念点として試験時間が朝一なので、
寝坊することが唯一の不合格の可能性ですねガハハと息巻いてました・・・。
翌日、それが現実になりかけてしまいました。

15分前には会場に到着して受付をしてくださいという案内が出ていたのですが、
起きたのは予定の電車の10分後。

寝汗も落とさず起きた状態のまま着替えてダッシュで最寄り駅まで。
注意事項には試験開始15分後以降は受け付けてくれないみたいだったのですが、
試験時間ちょうどに会場につき、なんとか受け付けてもらえました。

なんで朝一にわざわざ受けに行ったのにも理由があるんです。
前回のAWSの資格取得報告を会社にしたのですが、
9月の旅行の軍資金に間に合わせるには報奨金をまとめてもらうために、
直近の締め日までに間に合わせなければならなく、土日開催で身近にある会場が
朝一の枠しか空いていなかったのです。

試験を受けた週は仕事が忙しく、ようやく土曜日に差し掛かったのもあって気が緩んだのでしょう。
みなさん、是非とも試験は余裕のあるときに会場を予約して、無理のないスケジュールで受験しましょう。

勉強方法

その1: 黒本を徹底的に叩き込む

黒本の内容をひとまとめにして、いつでも見たい単元を簡単に見れるようにしました。
模擬問題着手前のインプットはこれだけです。あとはひたすらまとめた資料を何周も読みました。
ある程度覚えてきたらまずは単元ごとの巻末問題を解いて復習し、ある程度正答率が上がってきたら
書籍の最後にある模擬試験を90%に達するまで何度も解き直しました。

これだけで十分合格に達することができますが、同じ問題を何度もやっていると飽きるのが人間って生き物だと思います。
そんな時は気晴らしに各単元のより細かい内容をググって黒本の内容にアレンジを加えてました。
細部を詰めていく作業のためコストパフォーマンスは必ずしも高いとは言えませんが、
Silverにチャレンジしたときに役に立つ先行投資と思ってます。

その2: ping-tを使って苦手部分を克服

まずは自由演習モードを全問題解いてみました。400問あり集中力が続かないので、
通勤中や仕事の休憩時間などの隙間時間を活用して解くことに。
全問題は2、3週し、間違えた箇所の解説をその1で作成した資料に随時追記していきました。
その後模擬試験モードに着手していき、間違えたところだけの問題を解き直す、これを何度も繰り返しました。

飽きてきたときには単元ごとに問題を解いて間違えたところを集中的に復習、すべての単元が終わったら
模擬試験モードに戻って正答率を上げていきました。
この模擬試験モードの優秀なところは、400問からランダムに70問抜粋して出題されるため、
毎回同じ問題が出てくるとは限らないことです。

忘れた頃に間違えやすい問題が出てくることがあるので、
繰り返していくと徐々に覚えていきます(忘却曲線というやつですね)。
こうして正答率を高めていった結果、本番では65%が最低合格率でしたが正答率88%で合格となりました。

使用した教材

オラクルマスター教科書 Bronze DBA Oracle Database Fundamentals
ping-t

最後に

次はDBAのSilverと思いきや、業務でよくSQLを使っているのでSQL Silverにチャレンジするのが
ヘッドコストが少ない気がしています。
どちらにせよ、サクッと終わらせてDBA Silver対策に移りたいものです。

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