初めに
最近ページやコンポーネントの練習をしながら、快適なコーディング環境づくりが大事だと思い、今の時点でよく使うものやショートカットなどをメモしたいです。
Personal Computing Environment
OS: Windows 10 Home
Editor/Terminal: Visual Studio Code 1.73
(Terminal: git-bash 2.35.1.windows.2)
Tool: Node.js v18.0.0
Memo
今使っているVS Code
の拡張機能をまとめてみました。
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Spelling & Icon/Layout theme
- Code Spell Checker
- vscode-icons
- Atom One Dark Theme
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Formatter & Intellisense
- ESLint
- Prettier
- HTML CSS Support
- Auto Rename Tag
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Development
- Code runner
- Live server
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Git (optional)
- GitLens
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Others (optional)
- TODO Highlight
- TODO Tree
- Polacode-2022
- Better Comments
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Settings Sync
Spelling & Icon theme
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Code Spell Checker
自動に単語のチェックしたり、間違えた単語の下に線を引いて表示する。重宝しています。 -
vscode-icons
識別子によってアイコンが変わってきます。かっこうよくてたくさんの種類があります。もちろんMaterial Icon Theme
のアイコンも魅力的だと思いますが、個人的にシンプルのほうが好きなのでこちらを使っています。 -
Atom One Dark Theme
これも個人的におススメです。ライトモードだと目が疲れやすくていつも作業台をダークモードしてます。ワードの色付けがかっこよくて作業する気分も上がりますね。
Formatter & Intellisense
コードの整形や自動コード補完系の拡張機能です。開発環境では一番コアな部分です。
Emmet in VS Code
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Emmet
まずは省略記述のEmmet
です。Emmet
は拡張機能ではなく標準機能ですが、コードの整形や補完とよく使うので一緒に紹介したいと思います。これらウェブ開発では使う頻度が 100% とも言えるでしょう。
HTML
、CSS
、XSL
のチートシーツはこちらです。
最初のうちにこれを意識しながらコード書くと法則性が分かればすぐに使いこなせると思います。
Formatter
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ESLint
コーディングスタイルの規約(例えばセミコロンが必要など)のチェックツールです。
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Prettier
コード自動整形でよく使うツールです。tab
でのスペース数や行間では最大文字数の指定、そしてペストやセーブすることで自動整形してくれる設定ができます。
コーディングスタイルについて前の文章では少しまとめてみましたので、ご参考になれば幸いです。
Intellisense
自動補完系のツールはいくつを用いています。
HTML CSS Support
こちら紹介映像のように、参照しているパス(例えばCSS
)から近い単語の候補を出してくれます。自分には一番便利だと実感できたのは、Bootstrap
など既定のCSS
単語から候補が出て、ドキュメントから探す手間を省けるようになりました。
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Auto Rename Tag
ペアとなるのHTML
タグ名を変更するとき自動的に変更できます。
Development
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Code runner
名前通り即座にコード実行できる拡張機能です。
ショートカットはCtrl + Alt + N
実行開始/Ctrl + Alt + M
終了/Ctrl + Alt + J
実行言語を選択する。
一部のコードをハイライトして選択された部分だけ実行するのもできます。(選択範囲内ほかの変数が使われれば、変数宣告など参照先も選択しないとReferenceError
になります。) -
Live server
ウェブ開発ではいつも使う拡張機能です。これがないと困るというほど重要です。ファイルが変更し保存するとページに即時更新し反映される。Node.js
などでも同じ機能できますがリフレッシュが不要で手間を省けます。
Git (optional)
ソース管理(バージョン管理)はとても大事だと思います。自分は一か月前Qiita
で書いた文章は内容もうそれほど覚えてなく、コードを書く当時どういう考えで書いたのかすべてが頭に留めるわけがない、と思います。ソース管理は自分も他人の書いたコードの流れが管理でき、変更の履歴やメッセージも追跡できる。
後ろにoptional
って書いたのはGit
の使用は様々ですし、ローカルとリモート別々管理するのも聞いたことがあります。自分はgit-bash
からGitLens
へ移行中なので、あまり語れることがないと思います...。
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GitLens
とても強大でパワフルなGit GUI
です。コミット、差分、誰か、いつ、何を書いたのをファイル内提示したり、いろいろと可視化するツールです。SourceTree
みたいな可視化Branch Tree
をあり、本当に何もかも便利だと思いますがCUI
から移行したばかりのでまだ慣れてないです。
(シンプルが好きなのでGit History
を使うのもいいと、これから使い比べながら自分にあうツールを見つけたいと思います。)
Others (optional)
作業を効率化するためにやはり優先順位を明確にして確実に進めるのがいいですね。
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TODO Highlight
名前通りです。TODO:
やFIXME:
はすでに組み込んでいるが、ほかのキーワードやカスタムの配置ができます。
OS がWindows
ならCtrl + ,
でSettings
画面へ、下の参考文章のように書けばいいです。(User
:グローバル、Workspace
:ローカル)
ショートカットを設置するなら、Ctrl + S + K
で一度Keyboard Shortcuts
のKeybinding
を確認して衝突しないキーを設置するほうがいいと思います。
自分は導入するプラグインなども一緒に一覧表示される(例えばBootstrap
に大量のTODO:
が残されてる)のがちょっと苦手意識なのでTODO Highlight
のコマンドではなく、TODO Tree
と合わせてアイコン表示とパスを使っています。
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TODO Tree
デフォルトタグはTODO
やFIXME
がありますが、同じくsetting.json
で設定の追加や上書きができます。
下はVS Code
が提供するアイコンです。
ガターアイコンの表示は出てこないのがOcticons
ではないかもしれません。
gutterIcon - set to true to show the icon in the editor gutter.
Note: Unfortunately, only octicons and the todo-tree icon can be displayed in the gutter.
自分のセッティングでTODO Highlight
と一緒に設置したsetting.json
はこんな感じです。
{
"todohighlight.defaultStyle": {
"color": "#B0C4DE",
"backgroundColor": "grey",
"isWholeLine": false
},
"todohighlight.keywords": [
{
"text": "TODO:",
"color": "black",
"backgroundColor": "#FFD700"
},
{
"text": "FIXME:",
"color": "black",
"backgroundColor": "#F08080"
},
{
"text": "DEBUG:",
"color": "black",
"backgroundColor": "#F08080"
},
],
"todo-tree.general.tags": [
"TODO",
"FIXME",
"DEBUG",
],
"todo-tree.highlights.customHighlight": {
"TODO": {
"icon": "checklist",
"iconColour": "#32CD32",
"type": "line"
},
"FIXME": {
"foreground": "#000000",
"iconColour": "#FFFF00",
"gutterIcon": true
},
"DEBUG": {
"icon": "bug",
"foreground": "#000000",
"iconColour": "#F08080"
},
}
}
フィルタ使えばさらに綺麗に表示してくれます。
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Polacode-2022
Polacode
の新しいバージョンです。コピペだけで画像が生成され保存できます。
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Better Comments
コメントの先頭文字により色付けしてくれる拡張機能です。シンプルイズベスト。
Settings Sync
複数の端末間で同期する拡張機能です。今まで書いてきたsettings.json
の設置実は今いるパソコン環境しか適用しません。せっかくやり込んでたのにほかの端末で作業するならまた設定し直す、と考えるとやめたくなりますよね。Settings Sync
はGit
とMS
と連携しているので、バージョン管理と同じ概念で今のセッティングをリモートで管理すればどのローカル環境(端末)でもセッティングをダウンロードすればすぐ作業に進めます。
MS
アカウントお持ちでしたらMS
を選んでもいいと思いますが、自分はGit
使う頻度が高いのでGit
でこの拡張機能と連携しています。
1. Upload Key : Shift + Alt + U
2. Download Key : Shift + Alt + D
(on macOS: Shift + Option + U / Shift + Option + D)
全体使用の流れとしては、
Ctrl + ,
でSettings
画面を呼び出し、
セッティングを弄りたいアプリケーションの名前を検索、
User
(グローバルのほう)settings.json
を書き終わったら保存、
左下のプロフィールアイコンからSettings Sync
を起動し、
同期終わったらgit gists
画面へVisual Studio Code Settings Sync Gist
をチェック、
最新のバージョンではなければVS Code
に戻りShift + Alt + U
アップロードし、
問題なければほかの端末でShift + Alt + D
でセッティングをダウンロードする。
作業環境を整えば効率が上がり気分もよくなりますね。心身の負担を減らせば余裕ができて、作業や勉強も楽しくなると思います。
VS code tricks
とても便利なショートカットキーは、こちらの方の文章で取りまとめられています。
VS Code
のショートカットキーは便利だけど慣れるまで時間がかかり、使わないとすぐ忘れてしまうのでいつもこの方の文章を読み返しています。そしてここでは自分のよく使うショートカットキーをいくつピックアップしてまとめてみたいと思います。
Editor Layout
作業台画面を分割することです。
View
→Editor Layout
で好きな構成を選んだり、ショートカットCtrl + \
で必要に応じて右に画面分割するのもいいと思います。
自分の画面はこんな感じですが...。
デモとして最近やっているside project
の練習を取り上げてみました。
左右分割で構造や構成など照らし合わせることができて、コード変更するたび一番右のLive Server
ですぐ変化してくれます。
テスティングがしたくなったらCtrl + Alt + N
でCode Runner
を呼び出したり、VS Code
一番下のアウトプットで結果を読みます。
全体のテスティングが見たいなら、DevTools
のコンソールを読んだりします。大体こんな感じですね。
Move
マウスを使わず行間の移動のことです。
ctrl + ↑(up)/↓(down)
:画面を上の行/下の行へ移動する。
Alt + ↑(up)/↓(down)
:コードブロックを上/下へ移動する。
Alt + pointer
:(マウスと合わせて)複数行にポインターで入力位置を指定したりする。
Run/OUTPUT
Ctrl + Alt + N
:Code runner
を呼び出す。
Ctrl + J
:パネルを呼び出す。
Bar
Menu Bar
、Activity Bar
、Status Bar
などすべてのバーはView
→Appearence
で設置できる。デフォルトではショートカットキーがないそうです。
duplicate
Shift + Alt + ↑(up)/↓(down)
:ポインタの止まる行、あるいはハイライトされた部分を、上/下へコピペする。
Shift + home
:ポインタの止まるところから行頭までハイライトする。
Shift + ↑
:ポインタの止まるところから上の行までハイライトする。
(指定行の行末からShift + home
→Shift + ↑
でハイライトするのがよく使う。)
Search/Replace
Ctrl + Shift + H
:グローバルサーチと置き換え。
Ctrl + H
:ローカルサーチと置き換え。
Find the same word
Ctrl + D
→Ctrl + D
:ポイントの止まるところから指定された単語と、同じ単語の次へ移動し複数選択する。
Ctrl + D
→Ctrl + Shift + L
:指定単語を一括して選択する。
Find the definition
変数に右クリック
→Go to Definition
/Ctrl + 左クリック
:変数の宣言のところへ移動する。
Lorem
Lorem
とはダミーテキストのことです。
ここからよく使うリソースも一緒に紹介したいと思います。
Text
サイトからコピペするのもいいと思いますが、VS Code
ではEmmet
からダミーテキストを生成することもできる。
lorem
:ダミーテキストを作る。
lorem + number
:指定した単語数のダミーテキストを作る。
実際こんな感じ↓で使ってます。
<!-- lorem10 -->
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<!-- p*4>lorem10 -->
<p>Lorem ipsum dolor sit amet consectetur, adipisicing elit. Ab, fugit!</p>
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Picture
ページ作りの練習でいつも思うけど、フリー素材の画像を見つけるには時間かかり過ぎます。。
https://picsum.photos/width/height
:
これを使えば指定されたサイズのダミー画像を適当にはめ込んでくれます。
(これで後で画像を見つける作業に集中できますね。)
<img src="https://picsum.photos/150/100" alt="Lorem Picsum">
Icons & Fonts
ページのアイコン装飾ってすごく楽しいと思います。
ここでは主にCDN
のほうを紹介したいと思います。
自分の中で一番使い勝手がいいのはBootstrap Icons
です。
アイコン数はそこそこだけど基本コンテンツを網羅していると思います。
アイコン数ががダントツの一位、基本サービスでは毎月のKits
が 1 万という制限がかけられています。
最近よく使うGoogle Icons
です。このシンプルさがとても好きです。
(ずっとGoogle Fonts
が使ってるのに、もっと早く気づけばよかったな...。)
(一つ個人的な考えですが、違う領域の複数CDN
にアクセスするというのは、ある意味サーバーに負担をかけるのではないかと。(もちろんファイルの読み込みより早かったけれど。)例えばBootstrap
ベースで作るサイトならアイコンもBootstrap Icons
一緒にしたり、あるいはGoogle Fonts
だとGoogle Icons
と合わせて使えばコンテンツ配信も早くなるのでしょうかな。CDN
の仕組みはよく分からないけど、とりあえずこれもメモにしようと。)
Practices
少しだけ無料で一通り練習できるサイトを紹介したいと思います。
Bootstrap
のコンポーネントがどうして、どうやってそんな構成になったのでしょうか。
Functional CSS
概念のUtilities
中心とした概念のCSS class
を使う前に、もっと気になるのはHTML
の構造です。(画面とJS
、両方が直結している部分なので。)
前からW3C
のサイトで勉強と練習してきましたが、こんなにいい模写練習ができるところもあるとは...知るのが遅かったです...!
なのでまだ知らない方にはぜひ一度行ってみてください、たくさんヒントがもらえると思います!