概要
ServiceNowのACLを利用してユーザが扱えるデータ操作を制限することが可能。しかし、ACLで一覧を表示した場合は表示されないレコードも総数に含まれる。ユーザが権限あるレコードのみを総数の対象にする場合はクエリービジネスルールを作成する。
クエリービジネスルールの作成手順
1．アプリケーションナビゲータから「System Definition」>「Business Rules」を選択。
2.「New」ボタンを押下
3.次の項目を設定
| No. | 項目 | 値 | コメント |
|---|---|---|---|
| 1 | Name | Query Business Rule Sample 1 | 任意のビジネスルールの名前 |
| 2 | Table | Incident | 条件を設定するテーブル |
| 3 | Advanced | チェック | スクリプトを記述するためチェック |
「When to run」（実行条件）タブを選択して次の項目を設定する
| No. | 項目 | 値 | コメント |
|---|---|---|---|
| 4 | When | before | クエリービジネスルールの場合は「before」 |
| 5 | Query | チェック | クエリービジネスルールなのでチェック |
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| 4.「Advanced」タブを選択してスクリプトで条件を記述する。記述した後にビジネスルールを保存する。 | |||
| 次の例ではインシデントのstateがClosed以外でpriorityがCriticalのインシデントのみを表示する | |||
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| 5.インシデント一覧を表示してPriorityがCriticalかつStateがClosed以外のインシデントのみが表示されていることを確認 | |||
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| 6.実際に利用する場合は管理者はすべての表示できるようにするためにif条件を設ける。 | |||
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