使っていたディスプレイがそろそろ寿命かなと思い、デイジーチェーン対応のディスプレイを買ってみたら凄すぎたのでご紹介します。
読んでほしい人
- ガジェット好き
- ディスプレイの買い替えを検討している
- 作業デスクをすっきりさせたい
- マルチディスプレイで作業したい
デイジーチェーンって何?
デイジーチェーンは電子機器の接続方式で、今回は特にディスプレイを数珠繋ぎに接続できるものを指します。
各メーカーでデイジーチェーンの説明ページがあったので適当に貼っておきます。
[EIZOさん]
https://www.eizo.co.jp/support/compati/monitor/daisychain_guide/
[I-O Dataさん]
https://www.iodata.jp/support/qanda/answer/s31561.htm
ディスプレイポートないしはUSB Type-Cを使い、まずはPC本体とディスプレイを繋ぎます。
通常は2枚目のディスプレイを使う場合は、またPC本体とディスプレイを繋ぎますが、デイジーチェーンの場合は1枚目のディスプレイのアウトプットから2枚目のディスプレイのインプットに繋ぐことでディスプレイの拡張が可能です。
接続の構成はPC本体のOSやCPUによります。
我が家を例に出すと、windows11のノートPCで、全部で4つのディスプレイを表示する事が出来るため、本体のディスプレイと外付けディスプレイ3枚の構成で設置しています。
USBハブの機能によるデスクの整頓
自宅の作業環境には複数のUSB接続製品が繋がっている事が多々あります。
我が家のPCにも、キーボード、マウスをはじめ、カメラ、マイク、テンキー用のトングルといった複数のUSB接続に加えてLANケーブルも繋いでいました。
時にはゲーム用のコントローラーを付けたりRaspberry PiやArduino、SDカードリーダーや外付けHDD等々、繋げたいものはたくさんあります。
これらの製品を繋ぐためにUSBハブを使っている人もいると思いますが、USBハブ対応のディスプレイを使えば、これら全てをディスプレイに繋いでしまえば良いのです。
デスク上やデスク下にPC目掛けて大量の配線を這わせる必要はありません。デスク裏から全てディスプレイに繋いでしまえば良いのです。
ただしこの場合は、PC本体との接続をUSB Type-Cで行わなければなりません。デイジーチェーン対応ディスプレイの中にはディスプレイポートのみの対応の場合がありますので、ここは注意が必要です。
PC本体、ディスプレイの双方が対応していればUSB Type-Cケーブルでの接続でPC本体の充電も出来ちゃいます。
これはもう買うしかないですね!
注意点
もちろん良いことばかりではありません。良い製品かどうかは自分の使い方にマッチするかどうかにかかっています。
一番の問題は高い解像度だと使えない可能性がある事です。
特に4K、8Kの解像度や120Hz以上のリフレッシュレートを求めている人は難しい可能性があります。
この辺りは製品仕様によるのでよく調べて選定をしてください。
高解像度にも対応しているけど、デイジーチェーン接続の場合は対応していない、みたいな場合もあるので、不明な場合は各メーカー様へお問い合わせください。
あとは優秀な機能がついているので、デイジーチェーン非搭載のモデルよりは少し値が張ります。便利な機能にはお金がかかるのは仕方ないですね。
それで何を買ったの?
I-O DataさんのBizCrystaシリーズの24インチのものを3枚購入しました。
https://www.iodata.jp/product/lcd/bizwide/lcd-bc241d-f/index.htm
うちでは元々24インチ3枚対応のディスプレイアームを使っていたので、今回のタイミングですべて入れかを行いました。
USB Type-C接続でのデイジーチェーン対応でUSBハブの機能もついています。
欲しい機能が全て詰まっていて値段も予算内になったのでこちらを選びました。
まとめ
デスクがきれいになると作業が捗ります。特にノートPCをメインにしている人にとって、ノートPCが持ち運びしやすいのはとても大切なことです。接続しているケーブルが多いとなかなか持ち運びの準備が大変ですし、持って帰ってきた後に作業場へ戻すのも大変です。
今年の私は勉強会などで外出する機会を増やしているので、取り回しが良いのは大変ありがたいですね。
仕事仲間に話したところ、意外と知っている人が少なかったので記事にしてみました。
誰かの助けになれば幸いです。