はじめに
最近 Windows の最新版が出ましたが 1、".1" って何だよその小数は。しかも ".1" と言いながら、結構アチコチ変わってるのよね。まぁ、確かに前バージョンよりは使い易くなったとは思うのですが、次の Windows が素晴らしいデキだという噂も流れていますね。
次の Windows をあれこれ詮索しても仕方がないので、現行の Windows に Delphi をインストールしてご紹介したいと思います。
Delphi の紹介
ハイ、コレキタ! 最新の Windows。流行のフラットデザインですね。
グラフィックアクセラレータがあると 1024×768 の高解像度で作業できます…いやー広いな。え?PC-98 の 640×400?アレはウインドウじゃなくてドアですよ、ドア。そういや CRT はトリニトロンとダイアモンドトロンどっちがキレイなの?ダンパー線?僕は気にならないですね。
DOS/V 機なら VL バス用のグラフィックアクセラレータがいいんじゃないですかね?ISA バスより高速ですし。サウンドブラスターは付けてないですね、会社であまり音は鳴らしませんし、あんまりカード増設すると IRQ がコンフリクトしちゃいますからね。
チューチューマウス ですか?マウスカーソルを見失う事があるので、僕は入れてませんね。HDD の容量はどうかな?こないだ ICM の外付け SCSI HDD 付けたから大丈夫だろう。
そして…ハイ、コレキタ! Delphi。
名前からは想像しにくいとは思いますが、言語は Pascal の派生。Turbo Pascal を進化させたようなものです。
[VB]
- 勝手にコードを整形すんなや。
- スクリーンエディタなんだから自由に改行させろや。なんだよそのアンダーバーは?
- 要は N88-BASIC コンパイラみたいなもんやん?
[MS-C]
- 何行書けばウィンドウ出せるん?
[Visual C++]
- 文字列連結くらい直感的に書けないもんなん?
- フォームはやっぱりリソースエディタで書くん?
とまぁ、Microsoft の開発環境は極端というかなんというか…。**「もうちょっとバランスいい開発環境はないものかね?」**という要求に応えてくれるのが Delphi です。
[フォーム]
- フォームエディタでペタペタ。VB みたいにできるよ。
- イベントハンドラも VB みたいに書けるよ。
[コード]
- 自由に改行できるよ。
- 文字列は + で連結できるよ。
- API も自由に使えるよ。
[コンパイラ&IDE]
- コンパイラは速いよ。
- エディタは矩形選択できるよ。
- 変な整形もしないよ。
え?日経バイトで「Delphi はダメだ」「将来に不安がある」って書かれてたって?どれどれ…あ、ホントだ。しかもこれって Delphi 発売前に書かれてるじゃん 2。
ま、それはともかくとして、ヒトの話を聞いて全部知ったつもりにならずに、自分で一度試してみるといいんじゃないかな?今なら雑誌とかに EEP (早期体験プログラム=体験版) の CD-ROM が付属してるみたいだし 3。ちゃんと使ってもいないのに文句を言うのはアホのする事だよ?
ちなみに Delphi のインストールはこんな感じね。メーターがインストールの進捗になってるのは面白いね。
さてさて、テレホタイムになったので、Nifty-Serve の FDELPHI でも巡回しますか…。
…とまぁ、1995 年に脳内タイムトリップして書いてみました。
「Delphi を最初から紹介する」 って始めに断っておきましたしね (^^;A
あれから 18 年経ちますが、Delphi は「あの時のまま」とも言えますし、
「全くの別物」とも言えます。昔 Delphi 触っていて現状を知らない方は、
ぜひ製品情報ページを読んでみてください。
See also:
おわりに
この記事だけ Qiita 外の記事だったので転載しました。