はじめに
おそらくこの記事を見てくださっている方はec2とは何なのかある程度知っていると思います。
なのでec2についての説明は割愛します。(決して説明が面倒だとかそんなことはありません。決して。)
この記事ではEC2インスタンスを作成してssh接続するまでの手順を紹介します。
タイトルの通り初心者なので、もっといい手順や設定があればコメントで教えていただければと思います。
キーペアの作成
キーペアはインスタンスに接続する際に必要になります。
自動生成はされないので自分で作成します。
既にキーペアを作成している方は飛ばしてください。
EC2のダッシュボードから[キーペア]をクリックして一覧画面に遷移します。
キーペアの設定
キーペアの名前を入力してください。
特に決まりはないので今回は「QiitaArticle」にします。
[キーペアを作成]をクリックします。
キーペアが作成され、自動でダウンロードされます。
後からダウンロードは出来ないようなので消さないようにしてください。
キーペアの権限設定
キーペアを任意のディレクトリに移動させて、ファイルの権限を所有者のみ読み取りできるよう設定します。
キーペアは大切なものなので基本的には外部に権限を渡さないようにしてください。
$ mv Downloads/QiitaArticle.pem ~/.ssh/
$ chmod 400 .ssh/QiitaArticle.pem
インスタンスの作成
ここで満を持してインスタンスの作成しましょう。
ダッシュボードから[インスタンス]をクリックして一覧画面に遷移します。
[インスタンスを起動]をクリックしてインスタンス作成に入ります。
AMIを選択
インスタンスタイプの選択
こちらも無料枠があるものを選択してください。
選択した状態で[次のステップ]をクリックして次の設定に進みます。
インスタンスの詳細設定
任意に設定して[次のステップ]をクリックして次の設定に進みます。
ストレージの追加
デフォルトで8GBが設定されているので[次のステップ]をクリックして次の設定に進みます。
タグの追加
デフォルトでNameという項目があり、サーバー名を設定できます。
今回はわかりやすいように「QiitaServer」とします。
タグの設定が終わったら[次のステップ]をクリックして次の設定に進みます。
セキュリティグループの設定
デフォルトではセキュリティグループ名が「launch-wizard-連番」となっていますが、これも分かりづらいので「QiitaServerSG」とします。
設定が終わったら[確認と作成]をクリックして各設定の確認画面に遷移します。
インスタンス作成の確認
今まで設定してきた項目の確認画面です。
問題なければ[起動]をクリックします。
キーペアの設定
インスタンスに接続する際に仕様するキーペアの設定をします。
先ほど作成したキーペア「QiitaArticle」を選択して[インスタンスの作成]をクリックします。
これでインスタンスが作成されました。
インスタンスに接続する
[インスタンスの状態]が実行中になっていることを確認してください
その状態で[インスタンスID]をクリックします。
インスタンスの状態が実行中だと[接続]が有効になるのでクリックして接続手順を確認します。
[SSH クライアント]の[例:]のコマンドをterminalで実行します。
※ ペアキーのpathが違う可能性があるので各環境に合わせて指定する必要があります
ssh接続
[キーペアのpath]と[パブリックDNS]は各々の環境に合わせて変更してください
$ ssh -i ".ssh/QiitaArticle.pem" ec2-user@パブリックDNS
>
__| __|_ )
_| ( / Amazon Linux 2 AMI
___|\___|___|
https://aws.amazon.com/amazon-linux-2/
[ec2-user@ip-xxx-xx-xx-xx ~]$
以上で接続完了です。
長い設定お疲れ様でした。