はじめに
フレッツ光クロスへのプラン変更を実施した。
法人向けOCNについて、情報がWebになかったので記録とする
開通までに徐々に情報更新する
既設回線
フレッツ品目: フレッツ光ネクスト ファミリー・ギガラインタイプ(戸建て)
ONU: 小型ONU
OCN: フレッツ 光ネクスト(IPoE 標準プラン) 固定IP1
ルータ:自営ルータ
第6種OCN カテゴリ8タイプ4コースU標準プラン1、専用ルータなし
既設回線の回線IDはCAF番 (COPではない)
NTT東日本エリア
プラン変更後のフレッツ品目
フレッツ品目: フレッツ 光クロス
ONU: 10G-EPON ONU
ホームゲートウェイ:なし
ルータ:自営ルータ
品目変更において住所やオプションサービスの変更無し
時系列
- 2025/2/4 NTT東日本Web申込
- 2025/2/8 NTT東日本Web申込から工事日の確定
CAF番変更なし
派遣工事要
B-OCN申込内容
アクセスタイプの変更(フレッツ 光クロス(IPoE 標準プラン) 固定IP1
第6種OCN カテゴリ8タイプ4コースX標準プラン1、専用ルータなし
メモ
- CAF番が変わる場合はB-OCNは廃止新設扱い
フレッツIPv6アドレス変更
- 2025/2/25 昼間フレッツ側のIPv6アドレス/56が変更された。工事との関連性は不明
工事日当日以降の時系列
2025-03-05T05:17:28.208237+09:00
網側切替開始?
- フレッツギガライン ONU認証なし、
- ひかり電話反応無し、
- DHCP IPv6-PD 反応無し
2025-03-05T09:40:20.335877+09:00
再度チェックで以下を確認
- フレッツギガライン ONU認証あり
- ひかり電話設定あり
- DHCP IPv6-PD 反応あり、直前までとIPv6 /56が変更
- IPv6アドレスセグメントは OCN のIPv4 IPアドレス共通型のセグメントが割り当てられており、ルータの設定変更により個人向けのOCN相当インターネット接続可能
- PPPoEセッションは不可
PPPoEが繋がらないところをみると、網仕様は朝5時から9時までの間に光クロスになった?
スピードテストの結果も従来せいぜい600Mbps程度だったものが上がっているので、同一10G-EPONに1Gでぶら下がっている状態?
2025-03-05 10時
工事実施。
三菱電機製と思われる10G ONUが設置された。こちらにあるものと同じ。
切替工程をみていると、クロージャー作業はなかったので、朝5時の時点で網側の収容を10G側に切り替えていたと思われる。(上記のPPPoE接続不可を考えると、切替時には10Gと1GのEPONを混在収容していると思われる)
ONUのMACを登録して、新ONUでの通信を確認、その後ひかり電話の収容替えをリモートで実施。
2025-03-05 16時
NTT東日本工事後、6時間経ってもIP1が復旧しないため、カスタマポータルにて問い合わせを実施。
OCN側工事は終わっている旨の返信あり。NTT東日本の工事竣工があがっていないのだろうか。待つしかないと判断。
2025-03-07T04:34:22.863720+09:00
DHCP IPv6-PD が本来のIPoE 固定IP1向けのOCN IPv6 /56 に切り替わり、IP1による通信が可能に。
ルータ設定変更を見直して接続正常化。
2025-03-20
最終的なルータ設定等の見直しにより、ここまでスループットがでることは確認できた。
1Gbpsのインタフェースを考えれば優秀といえよう。
最高速度より落ち込みがすくないことを狙ってのチョイスのチョイスなので問題ない。
気がついたこと
暫定構成時には YAMAHA NVR-510により OCN IPアドレス共有型による接続設定を行っていた。
IP1に戻ったあともインターネット疎通が継続しており、NVR-510が内部的にIP1による通信に切り替えていたと思われる。なんて優秀。
まとめ
同一プロバイダでの光クロスへの切替(同一CAF番)であってもIPoE部分の最終切替に2日程度かかった。
仕事でつかっている場合においては、新設廃止での切替の方が手間はかかっても切替時間がすくなくなるので、のぞましいといえる。
切替途中で個人向けIPアドレス共有型相当での接続を担保してくれたので最低限助かったが、事前案内などは特になかったので、一般人でこれを理解して設定するのは困難と思われる。