#はじめに
ここでは、Arduinoのプログラムを始める前の事前準備を行います。
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※本ページは実験のテキストです。
#Arduinoの接続
Arduinoスターターキットの箱からArduino本体とUSBケーブルを取り出し、図1のように接続します。
#Arduino IDEの起動
次にノートパソコンを起動して、図2のショートカットアイコンを探してArduino IDEを起動します。
Arduino IDEが起動すると、図3のようなウィンドウが現れます。
図3 Arduino IDE画面
#マイコンボードの種類の確認
使用するマイコンボードの種類を設定します。
今回使うのは『Arduino UNO』です。
図4のように、メニューバーから、[ツール]-[ボード:(何かのボード名)]とたどり、
「Arduino/Genuino UNO」をクリックします。
ライセンスの事情で、「Arduino UNO」と「Genuino UNO」の二種類のボードがあるのですが、
どちらも同じ設定で使用することが可能です。
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Arduino UNO: https://www.switch-science.com/catalog/789/
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Genuino UNO: https://www.switch-science.com/catalog/2895/
#シリアルポートの確認
次にシリアルポートを設定します。
パソコンとArduinoマイコンボードは、物理的にはUSBケーブルでつながっていますが、
Windowsの内部的には**COMポートとして認識されています。
COMポートは、シリアルポート、RS-232Cポートとも呼ばれることもあるのですが、
Arduinoではシリアルポート**と呼んでいます。
図5のように、メニューバーから、[ツール]-[シリアルポート]とたどり、
(Arduino/Genuino UNO)の添え字がされているCOMポート番号をクリックします。
図ではCOM4となっていますが、パソコンによって、挿したUSBポートによっても番号は変わるので、番号自体は気にしないでください。
図5 COMポートの選択
余談ですが、
Arduino UNOボードがどのようにWindowsに認識されているか確認する方法も紹介します。
図6のように、スタートメニューを右クリックしてメニューを出し、[デバイス マネージャー]をクリックします。
図6 デバイスマネージャーの開き方
デバイスマネージャーのウィンドウが開いたら、図7のように[ポート(COMとLPT)]をクリックして詳細を開きます。
COM4として、USBシリアルデバイスが存在するのがわかりますが、これがArduino UNOボードです。
パソコンによっては、別のCOMポートが存在していることもあります。
図7ではCOM1とCOM3に別の装置がつながっていますね。
#おわりに
これでArduino UNOの開発の準備が整いました。
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