はじめに
様々なサービスに組み込みのジョブスケジュール機能がありますが、cronのような簡易的なスケジュール機能では、長期的なスケジュールの実行日時を把握するためには手動での計算が必要な場合があります。クラウド型ジョブスケジューラーサービスを利用することで、画面上でジョブの実行スケジュールを簡単に確認できるようになり、運用の負荷が軽減されます。
クラウド型ジョブスケジューラーサービスでできること
1. 直感的なスケジュール確認
マンスリー表示でスケジュールをグラフィカルに確認でき、来月などの長期的な予定も一目で把握できます。
2. リアルタイムでのジョブのトリガー状態の確認
ジョブが正常にトリガーできたかどうかをリアルタイムで確認できます。
※正常・異常の判定は、AWSにイベントを送信した時点で行われます。イベント送信後、実行された業務プログラムが正常終了したかどうかは、AWS上での確認が必要です。
3. 柔軟なスケジュール変更
GUIを使用してスケジュールの一時変更(実行予定の中止・変更・追加)を柔軟に行えます。一時変更の詳細については、こちらの記事をご参照ください。
おわりに
クラウド型ジョブスケジューラーサービスを活用することで、ジョブの実行スケジュールや実行状態を画面上で簡単に把握できるようになります。運用の負荷軽減に役立てば幸いです。
参考リンク
- 株式会社日立ソリューションズ
- クラウド型ジョブスケジューラーサービス
https://www.hitachi-solutions.co.jp/jobschedulerservice/