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勉強会を主催してみました

Last updated at Posted at 2022-02-01

この記事はリンク情報システムの「TechConnect!2022年2月」のリレー記事です。
engineer.hanzomon のグループメンバによってリレーされます。
(リンク情報システムのFacebookはこちらから)

TechConnect!2022年2月のインデックスはこちら


はじめに

社内で技術関連の勉強会を主催したので、
それの運営についてや、得られた教訓や感想等をつらつら書いていきたいと思います。

勉強会の形式

まず、前提知識として勉強会の形式のお話。
だいたい大きく分けて3つあると思います(細かいものはもっとあると思いますが)

1. フリー形式
 発表者は居たり居なかったり、自由に質問したり、雑談したり。
 テーマで集まって自由に喋ったり(所謂もくもく会)
2. セミナー形式
 発表者が居て、テーマについて能動的にしゃべる。その後質疑応答など。
 発表者が複数人でテーマを絞らない場合はLightningTalk(LT)とも言います。
3. ハンズオン形式
 何かテーマに関して実演しながら発表するタイプ。
 参加者も一緒にやってみたりする。ワークショップ形式ともいえる。

勉強会のメリットとは?

それぞれ大体3つ。
参加する側としては、
 1. 対象のテーマに関する見識が広がる
   知らない言葉について知ることが出来る(これがデカイ)
 2. 同様の成長意欲・問題意識を持った人と知り合える
 3. 人脈の形成、能動的な人、色んな人とコミュニケーションができる

開催する側としては、
 1. 対象のテーマに関する能動的な理解が得られる
   フィードバックやコメント、指摘を通じてより正しい・深い理解が得られる
 2. 社内コミュニケーションの促進や全体的なスキルアップに繋がる
 3. 人脈の形成、能動的人、色んな人コミュニケーションができる

あんまりデメリットがない。
めっちゃ旨味が強い。やらないほかないのでは....?

実施した勉強会の形式

前半がセミナー形式、後半がフリー形式。
発表を行って後は自由に語り合う・話し合う、みたいな形式です。
所要時間はだいたい、発表に30分、雑談や質問等に30分、合計1時間。

主催する時点で上記の形式を考えていて、
既に何回か実施しましたが、実際これはまぁまぁ上手くいきました。
雑談や質問等で沈黙になることはなく、
色々な質問や話が出てきて盛り上がることもしばしばです。
ただ、指摘や語るポイントのようなものがないので、
中々一つのことで会話が続かず、話題が断続的になりがちでした。
深い理解を誘うような形式で行われている、とは言いづらいです。
なので、フリーっぽい形にするならば、
発表者側としても、
事前に、ここは語ろう、というポイントを作ったり、
参加者への理解の問いかけなど意図の明確化、より工夫する必要がある

というのを強く感じています。

参加者よりハンズオン形式も取り込むとより盛り上がるのでは?
みたいな意見も途中で頂いていたりしました。
一方的に発表していると参加者が受動的になってしまう(すぐには喋ってくれない)ので、
そういったことを防ぐ面では、
確かにいいかもしれない!と思ったりもしました。発表中でもやり取り大事!

実施した勉強会の目的

そもそもなんで勉強会主催したんです?って話なんですが、
技術的なキャッチアップの重要性が増してきている、という認識がありました。
近年流行っているアジャイル開発が特にそれを押し上げていると思います。、
様々な技術の過渡期で新しい設計手法や概念の登場などが多発しているのもあります。
そこで知らないよりは少しでも知っている方がいい
それは例えよく知らない単語でも、単語やその概念を少しでも知っていれば先んじて学べる。
ということで、決してITのベテランとは言えませんが、勉強会を主催することにしました。
また、自身としても勉強会を実施することで、より色んな分野の理解を深めたいという気持ちもありました。

実施した勉強会のテーマ

テーマはとりあえず幅広く自由に語れるように、WEB技術について、としました。
現時点でブラウザ等の歴史から、フロントエンド、バックエンド、インフラまで話したりしました。
何回かに分けて実施しています(実はまだ続いている)

・テーマ(予定)
 1回目 : Web技術の変遷と現在の状況(済)
 2 回目 : Webフロントエンドについて(済)
 3 回目 : Webバックエンドについて(済)
 4 回目 : 仮想環境・自動化について(済)
 5 回目 : DB・検索システム(今ここ!!)
 6 回目 : クラウドサービス
 7 回目 : 近年の技術思想について

その他感想

発表者として私は全部に立っているのですが、なかなか範囲が広く、
この技術はちょっと自信ない、とかいうところも多々あったりしました。
そこは雑談や質問で参加者のフォローや指摘も頂きながらやることでカバーして頂いたりもしたり...
4回目にもなってくると、自身の知識量を超えていて一部御高説気味といいますか、
少しテーマが広すぎたかもなぁ...という反省もありました。
もちろん、そういった反省の中で色々と知ることもあるので自分自身は全然マイナスではないのですが、
参加者にはマイナスにはなっている部分もあるかもしれないだろうな、とは思っています。

参加者にマイナスになってしまうかもしれない、というのは注意しないといけないですね。
勉強会は参加者と発表者と互いに深い理解を得られるようにしないといけないです。
せっかく参加してくれているのですから。そういう思慮は必要かな、と思います。
これは教育など、そういったテーマには付きまといがちな問題でもあります。
まぁ自信を持って御高説しないと教えられない、という面ももちろんありますので考えすぎも良くないですが。

さいごに

ほぼ中身のない感じの記事ですが、もし勉強会をやってみたい方の参考になれば幸い。
意外と楽しく運営できていて学び強いので、みんなも勉強会やろう!!!

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