概要
K8sのデプロイが正常にうまくいかない時は基本的にポッドの起動失敗だと思うので、調査する際のコマンドとその結果についてまとめた個人メモです。
実行コマンド
$ kubectl get pods
実行結果の意味と対策
STATUS | 意味と対策 |
---|---|
ContainerCreating | イメージのダウンロード中、もしくはコンテナの起動中。 また、ConfigMapやSecretを正常にマウントできてない。 |
CrashLoopBackOff | ポッド内のコンテナが終了し、次の起動までの待機状態。コンテナが2回以上終了すると、左記ステータスとなる。コンテナのプロセス見直しが必要 |
Pending | ポッド生成の要求を受け取ったが、1つ以上のコンテナが作成されていない状態。 |
Running | ノードに対応付けられ、全てのコンテナが作成されている。 |
Terminating | コンテナへ終了要求シグナルを送信後、コンテナが終了するまでの待機中。時間を待っても終了されない場合は強制終了させる。 |
Succeeded | ポッド内のコンテナが正常に終了した。 |
Completed | ポッド内のコンテナが正常終了し存在している。ポッドが削除されるまで存在し続ける。 |
Error | コンテナが異常終了した・ポッド内にコンテナが複数ある場合、第一コンテナが異常終了するとポッドも異常終了として扱われる。 |
Unknown | 何かしらの理由により、ポッドの状態を取得できない。ノード障害によりマスターからノードの状態を取得できない場合も表示される。 |