はじめに
棒グラフ、折れ線グラフのプロパティを全部動かしてみました。
そして せっかくだからまとめておいたら、誰かに説明するときに便利かも、、と思い投稿してみました。
きっかけは X軸の型 の違いでハマったり、便利な標準機能を知らずに 別の方法を試行錯誤してたことがあったため。
特に 連続とカテゴリを切り替えると、
X軸プロパティだけでなく、データラベルや図形のプロパティも変わってくるので、
一度整理したいと思ってた個人的なタスクでした。
この記事では型(連続/カテゴリ)やグラフ(棒/折れ線)によって変わるプロパティや、名前から効果を想像しにくいプロパティを取り上げてます。
棒グラフ、折れ線グラフのX軸の型には、連続とカテゴリがあります
連続とは
途切れることなく続く、数値データのこと。連続 にする項目は時系列データが多いと思います。
カテゴリとは
連続してなかったり、そもそも序列が関係ないデータのこと。
テキストデータは カテゴリ しか選べません。
例えば
『2019、2020、2021、…』というデータは、連続 か カテゴリ を選べますが、
『2019年、2020年、2021年、…』はカテゴリになります。
各プロパティを動かすと何が変わる?
X軸
スケールの種類(連続のみ)
カテゴリの最小値(カテゴリのみ)
最大サイズ(カテゴリのみ)
内側のパディング(カテゴリのみ・棒のみ)
ラベルの連結(カテゴリのみ)
グリッド線(連続のみ)
##データラベル
方向(縦棒のみ。連続/カテゴリ 共通)
オーバーフローテキスト(棒のみ。連続/カテゴリ 共通)
オーバーフローがオフの場合で
データラベルを内側にすると (横幅を狭くする等で)棒の内側に収まらないと表示されませんが、
オーバーフローをオンにすれば、はみ出しながらも表示されるようになります。
※2018年2月アップデート[ブログ] [Youtube]
ラベルの密度(%)(連続のみ)
図形
ストロークの幅
マーカーの表示
線の有無とマーカー有無を組み合わせると
ステップ
結合の種類
今まで違いを気にせず使ってて、今回初めて知った結合の種類。
そして今後もたぶん使い分けることはないだろうなーと思いました。。。
日本語版だと ラウンドが四捨五入と訳されてて ますます分からんよな…。
一覧
まとめ
Power BIに限らず、新しいツールを覚えるときは、
メニューを1つ1つ動かしてみて、何ができるのか?何ができないのか?
を片っ端から調べると、コツコツとレベルアップできるかなーと個人的に思ってます。正直、面倒な気持ちもありますが。
DAXやPower Queryを勉強する場合、
エラーが出たけどエラーメッセージの意味がわからない!とか
思い通りの結果にならないけど原因がわからない!
なんてことが よくあってツライですが、
ボタンやプロパティを動かすだけなら さほど難しくありません。
何かやりたいことがあるとき、
(特にエンジニア職な人は)自分が今持っているモノを組み合わせて何とかしようと 頑張ってしまう(のは悪いことではないと思う)けど、
まずは標準機能で解決できないか?を一度調べてみるのはオススメです!(自戒を込めて)