Salesforce CLI のコマンドオートコンプリートとは
Salesforce の Spring '20 でリリースされた Salesforce CLI のプラグインです。以下のようにタブキーを 2 回押すことでコマンドやフラグの候補を表示できるので、ド忘れした場合などに便利ですね。
sfdx force:org:list --<タブキー><タブキー>
--all --json --noprompt --verbose
--clean --loglevel --skipconnectionstatus
インストールと初期設定
Salesforce CLI がインストールされた環境で以下のコマンドを実行してプラグインをインストールします。
$ sfdx plugins:install @oclif/plugin-autocomplete
その後、以下のコマンドを実行すると環境変数も修正するように指示が出るので従います。
私は Mac のデフォルトに合わせたので zshrc
を書き換えていますが、利用しているシェルに合わせてください。
$ sfdx autocomplete
$ printf "$(sfdx autocomplete:script bash)" >> ~/.zshrc; source ~/.zshrc
動作を確認
以下のコマンドを実行してそれぞれ候補が表示されるか確認してみましょう。
$ sfdx <タブキー><タブキー>
$ sfdx force:source:<タブキー><タブキー>
$ sfdx force:org:list --<タブキー><タブキー>