Why Japanese people?
日本人は英語ができる人が少ない。私自身もそこまでできるわけではない。
しかしエンジニアは英語ができると本当にいいことが多いしとてつもなく強い。
みなさんはこんなコードを書いたことがあるだろうか
# php風
$フルーツ = 'リンゴ';
もし($フルーツ == 'リンゴ' なら){
出力 'これはリンゴです。';
}
ちがうなら{
出力 'これはリンゴではありません';
}
違和感が半端ない・・・(でもちょっとわかりやすいかも)
もしかしたら気づいていない人もいるかもしれないので改めて言いたい。
プログラミング言語は英語なのだ。
何故英語が全くできないのにそれを応用したプログラミング言語にまず飛びついてしまうのだろうか。
初心者がまず習うこと
エンジニアになった時のことを思い返してみてほしい。
変数というものにどうやら値が格納できるみたいだ。
そして変数は後から何が格納されているかわかるように意味のある名前にする必要があるらしい。
しかし現実はどうだろう。
適当に日本語を考えてgoogle翻訳にブチ込んで意味も分からず使っていないだろうか。
「なんか翻訳したら知らん単語出てきたけど、たぶんそういう意味だからそのまま使おう、最近のgoogle翻訳は賢いからなw」
などと言っていないだろうか。
google翻訳はたしかに優秀だが、結果だけ見ると**意味のわからない言葉を変数に使っている。**初心者が勉強する一番基本的にルールを守れていないのだ。
横文字、ちゃんとわかってる?
エンジニアの世界では横文字が非常に多い。
HTTPやAPIといった、英語単語の頭文字をまとめた略称も非常に多く存在する。
初心者はまずこういった単語を覚えるのに躓くだろう。
一番のアドバイスは何の略なのかを併せて覚えること。
HTTPならHyper Text Transfer Protocolとしっかり覚えることだ。
雑な直訳だが、ハイパーテキストを転送するためのプロトコルなのだ。「http」という文字列、英4文字を覚えようとするから**「htt・・・なんだっけ?」や「httpってどういう意味だっけ?」**とわからなくなったりする。
英語でしっかり覚えれば意味までセットで覚えられるのだ。
英語も言語
優秀で意識の高いエンジニアは勉強を欠かさない。
新しい言語やフレームワークが出たら試してみたり、常にアンテナを張って新しい情報をキャッチしようとする。
しかしそういった情報はすべからく英語で書かれている。
せっかく新しい情報をキャッチアップしようとしているのに日本語記事やまとめが出ている時点でもうそれは新しい情報ではないのである。
また英語も同じ言語である。
新しいプログラミング言語を勉強する気力があるなら、英語を勉強するという選択肢は決して無駄な寄り道ではないはずだ。
英語ができない苦労から目を背けない
これは自身にも言い聞かせていることだが、英語から逃げてはいけない。
むしろ向き合うことでいいことが本当にたくさんある。
上記にあげた例は勿論だが、特に私の場合はAWSのドキュメントや学習教材等、英語がわかるから豊富で良質なものに触れることができる。
ITPやGDPRをはじめとする世界の個人情報への見方や各ブラウザプラットフォーマーの政策にいち早くキャッチアップできる。海外の人たちとの会議の場にアサインしてもらう。周りの人から一目置かれる。などなど、たくさんいいことがある。
エンジニアになって間もない時、「プログラム書いてる俺かっけぇ・・・」と誰しもが思ったはずだ。英語でしゃべっているあなたも、きっとそれ以上にかっこいい。
業務時間で英語に触れて勉強するのは難しいかもしれない。
それでも特にエンジニアは英語ができない危機感を持つべきだし、英語へ向き合っていくべきなのだ。
英語で記事を読んだりするのはものすごくストレスがかかる。
しかしその苦労の先に見えてくる世界に是非とも触れてほしい。
世界にはばたくエンジニアになるために!!