App Maker にはデフォルトで用意されているアクションが結構たくさんある。
ボタンのクリックアクションに設定することも出来るし、画面が描画されたときなどにも設定できる。
これらのアクションはコードを直接書くことでも実現できるが、可能な限りコードは書かずにデフォルトアクションを駆使してアプリをサクサク作っていくと良い。
本記事では デフォルトアクションの概要を記載する。
- Custom Action
- None
- Navigate to Page...
- Reload Datasource
- Create New Item
- Delete Current Item
- Open Dialog...
- Close Dialog
- Show Popup...
- Hide Popup...
- Save Changes To Datasource
- Clear Changes To Datasource
- Load Next Page
- Load Previous Page
- Select Next Record
- Select Previous Record
Custom Action
コードを直接記述する。
他のデフォルトアクションを選んでから Custom Action
を選ぶと、対応するコードが出てくるので「このデフォルトアクションってコードでどうやって書くんだっけ?」みたいなときによくやる。
None
未設定をあらわす。
Natigato To Page...
ページ遷移するアクション。
app.showPage(app.pages.PageB);
Reload Datasource
データソースを更新して画面に反映する。
データソース設定で Automatically load data
を false
にしている場合や再取得を行いたいときに使う。
widget.datasource.load();
Create New Item
データソースにアイテムを追加する。
widget.datasource.createItem();
Delete Current Item
データソースで選択しているアイテムを削除する。
widget.datasource.deleteItem();
Open Dialog...
ページをダイアログとして開く。
app.showDialog(app.pages.PageB);
Close Dialog
ダイアログを閉じる。
app.closeDialog();
Show Popup...
ポップアップを開く。
※ポップアップは最近追加された機能
Release Notes | Popup dialogs, new model events, and API updates
app.popups.PopupA.visible = true;
Hide Popup
ポップアップを閉じる。
ダイアログと違ってポップアップは複数表示可能なのでポップアップ名も指定しているのがポイント。
app.popups.PopupA.visible = false;
Save Changes To Datasource
画面で変更した内容をデータソースに反映。
データソース設定で Manual save mode
を true
にしているときに使う。
widget.datasource.saveChanges();
Clear Changes To Datasource
画面で変更した内容を元に戻す。
データソース設定で Manual save mode
を true
にしているときに使う。
widget.datasource.clearChanges();
Load Next Page
データソースを一覧表示したときに次のページに遷移するときに使う。
※正確には次のページの一件目のアイテムをデータソースの選択済みアイテムにしている。
1ページあたりに表示する件数は Query page size
で指定する。
widget.datasource.nextPage();
Load Previous Page
データソースを一覧表示したときに前のページに遷移するときに使う。
※正確には前のページの一件目のアイテムをデータソースの選択済みアイテムにしている。
1ページあたりに表示する件数は Query page size
で指定する。
widget.datasource.prevPage();
Select Next Record
データソースを一覧表示したときに次のアイテムに遷移するときに使う。
※正確には次のアイテムをデータソースの選択済みアイテムにしている。
ページをまたぐことも出来る。
widget.datasource.nextItem();
Select Previous Record
データソースを一覧表示したときに前のアイテムに遷移するときに使う。
※正確には次のアイテムをデータソースの選択済みアイテムにしている。
ページをまたぐことも出来る。
widget.datasource.prevItem();