はじめに
Webアプリの作成について勉強していると、JSP、Servlet、formやPost/Getメソッドなど多くの言葉が出てきます。
一度に多くの言葉が出てきて混乱しやすい所なのではと思います。
そこで、ここではPostメソッドについて、非常に単純なコードを用いて紹介します。
環境はEclipseです。
Postメソッドとは
Postメソッドは、Webアプリにおけるリクエストの方法の1つです。
よくGetメソッドと一緒に紹介されると思います。
2つの違いは、Webサーバへのパラメータの渡し方にあります。PostメソッドはパラメータをRequest領域に入れて渡すのに対して、GetメソッドはURLに乗せて渡します。
画面遷移
start.jspからボタンをクリックするとend.jspに画面遷移するプログラムを作ります。
それぞれのコードは以下の通りです。bodyタグの箇所のみの記載となっています。
<body>
start
<form method="post" action="end.jsp">
<button>click</button>
</form>
</body>
<body>
end
<a href="start.jsp">back</a>
</body>
実行結果は以下のようになります。
ただ画面遷移するだけならば、end.jspのように、aタグで可能です。
しかし、start.jspのように、formタグを使ってmethodにPostを指定することで、パラメータをWebサーバに送ることが可能となります。
例えば、formタグの中にテキストボックスを作り、テキストボックスに文字を入れてボタンをクリックすると、テキストボックスの入力値をWebサーバに送信できます。
参考
・JSPサーブレット:Javaサーバーサイド実践Java言語シリーズ 井上 信幸(著)