はじめに
Codeanywhereはクラウド型統合開発環境の1つです。
クラウドサービスとして統合開発環境(IDE)を使用できるため、ローカルにプログラミング環境を整える必要がありません。例えばJavaを書きたい場合は、JDKやEclipseのインストールが必要ありません。
ネットワーク環境さえあれば、プログラムを書くことができます。
私はiPad mini4を持っていて外出した時の空き時間にプログラミングを勉強できればいいなと思いました。
使いはじめて3ヶ月ほど経ったのでCodeanywhereの使い方の概略や、感想などを書いていこうと思います。
コンテナを立てる
はじめに、使用したい言語に応じてコンテナを立てる必要があります。
私はpython3のコンテナを1つ立てました。
Codeanywhereは課金しなくても使用できますが、その場合は
- 作成可能なコンテナ数:1つ
- コンテナの使用時間:2時間/日
となります。
iPadで使用していると、なかなかコンテナが起動しないことがあります。(PCで使用した場合は全く問題なく起動します)
よく聞く仮想マシンとコンテナの違いは以下の記事が個人的には分かりやすかったです。
コレ1枚で分かる「仮想マシンとコンテナの違い」
Docker入門(第一回)~Dockerとは何か、何が良いのか~
プログラム作成
コンテナの準備が完了したらいよいよプログラムを書くことができます。
コンテナはSSHで操作することができます。
例えば、hello worldをコンソールに表示するtest.pyを以下のように実行することができます。
# test
print("hello world")
コンソールでは、python test.py
と入力すると、次のようになると思います。
cabox@box-codeanywhere:~/workspace$ python test.py
hello world
cabox@box-codeanywhere:~/workspace$
感想
Codeanywhereについて、一言でいうと一長一短であると思います。
私は非課金ユーザーですので、コンテナの使用時間が2h/日、作成可能なコンテナ数が1つ、という制約があります。
しかし、タブレットやスマホでコーディングができますし、使い方も簡単です。
私のようにプライベートで使用する分にはメリットの方が大きいと思いました。
これからは、ライブラリを使ってもう少し高度なプログラムを書いてみたいです。