Slack には fullname
displayname
username
という3種類の名前を表す項目が存在しており、どう使い分けるのがいいかいつもわからなくなるためまとめる。
参考: Slack でメンバーの名前を管理する – Slack
項目ごと
氏名 / Full name / real_name
ユーザプロフィールで表示される名前で、本名を入れるべきっぽい項目。
半角スペースはもちろん入れれるし日本語も使える。
また、ワークスペース内で重複できる。
入力必須で、空白にすることはできない。
表示名 / Display name / display_name
メンションで表示される名前で、ニックネームなどを入れるべきっぽい項目。
半角スペースも日本語も使える。
こちらはワークスペース内で重複できないと思われがちだが、実はこちらも重複できる。
氏名と違って入力必須ではない。
ユーザ名 / username / name
今はもう使われていない名前?
画面上からは確認できず編集もできないので、普通に使っていたら知ることがない項目。
文字は半角英数記号のみで、アカウント登録時メールアドレスの @
より前の文字列が自動で設定されているっぽい。
管理画面からユーザ一覧 CSV をダンプしたり Slack API を叩いたりすると確認できるが、ChatBot 開発時などにユーザごとにユニークな文字列が欲しければ userid
を使ったほうがよさそう。
用途ごと
メッセージに表示される名前
これは設定に応じて「氏名」「表示名」のどちらかが表示される。
ワークスペースのデフォルト設定はワークスペース管理者が設定することができる。
また、Slack アプリの「環境設定」からユーザ自身で設定を切り替えることもできる。
プロフィールに表示される名前
これは「氏名」が表示される。
メンションで表示される名前
これは「表示名」が表示される。
ただし「表示名」が設定されていないユーザは「氏名」が表示される。
入力補完の際は「氏名」「表示名」どちらでも補完される。