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EdgeRouter の GUI に SSL 証明書を設定する

Last updated at Posted at 2020-01-28

EdgeRouter の GUI に HTTPS でアクセスするとブラウザの警告が出てしまう。
これは EdgeRouter がオレオレ証明書を使っているためなので、これをちゃんとした証明書に置き換えればよい。

EdgeRouter の GUI は Lighttpd で動いているのでその設定ファイルを書き換えれば証明書の設定もできるのだが、ファームウェアをアップデートすると /config 以外のファイルはすべてリセットされてしまうので、その都度再設定しなければならない。

そこで今回は、 /config 以外を触らずに GUI の SSL 証明書の設定を行う方法について書く。

環境

EdgeRouter X (Firmware v2.0.8)

SSL 証明書を発行する

SSL 証明書の発行の仕方はググればいくらでも出てくるので割愛。

  • 秘密鍵 key.pem
  • 証明書 crt.pem

は既に用意できているものとする。

server.pem を作成する

Lighttpd では秘密鍵と証明書をまとめたファイルを読み込ませる必要があるらしいので、2つをまとめた server.pem を作成する。

$ cat key.pem crt.pem > server.pem

server.pem を配置する

/config 配下なら別にどこに置いてもいいが、 /config/auth というディレクトリが用意されているのでそこに配置する。

$ scp server.pem <router>:/config/auth

オーナーとパーミッションの設定をしておく。

$ sudo chown root.vyattacfg /config/auth/server.pem
$ sudo chmod 400 /config/auth/server.pem

config を書き換えて証明書を読み込む

service gui cert-file という項目で GUI の証明書のパスを設定できるらしい。

$ configure
# set service gui cert-file /config/auth/server.pem
# commit
# save

commit した時点で Lighttpd が再起動されるので、ブラウザからアクセスすると反映されていることが確認できる。

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