raspberry pi 2 で何らかのデータを視覚化するときに、chromium のレンダラーを使いたい。ふつうの Web レンダリングできるのでお手軽。割と簡単だった。
chrome (chromium) には単一のアプリを全画面で使うためのキオスクモードがあるので、それを使う。
必要なパッケージを入れる。
$ sudo apt-get install chromium x11-xserver-utils unclutter
次は ~/.config/autostart に以下を追加。
@xset s off
@xset -dpms
@xset s noblank
@chromium --noerrdialogs --disable-translate --kiosk --incognitoe "$URL"
X を起動する。
$ URL="http://localhost:9292/" startx
これで全画面で表示できるように。
あとは適当にデータを http 経由で流して描画すれば OK。なお 1080p の液晶に繋いでもちょっと解像度があわなかったので Raspberry Piのディスプレイの解像度を設定する を参考にしつつ、/boot/config.txt の hdmi 周りを弄ってぴったりに。
1080p の解像度で Canvas でアニメーションさせるのはさすがに辛いけど、グラフの更新ぐらいなら問題なく行える。
なお raspbian OS 現在標準の wheezy の chronium は 22 でかなり古く、jessie に上げることによって chronium 45 を入れられれば良いんだけど、いまの所うまく入れられないみたい。