はじめに
ディスクのパーティションを設定するときに使用するfdiskについてのメモです
結論
fdiskには-uオプションをつけてパーティションの区切りをセクタ番号で表示しましょう
ハードディスクの2種類のアクセス方式
CHS方式
- 10年以上前の旧式のハードディスクではC(シリンダ)H(ヘッド)S(セクタ)のCHSの情報を与えてどのセクタのデータを読み書きするかを指示
- 当時MS-DOSの使用でディスクパーティションはシリンダ単位で分ける必要があった。LinuxもデュアルブートなどではMS-DOSやwindowsと共通の仕様に従うことはそれなりに意味があったのでLinux版のfdiskもパーティション作成ではデフォルトでCHS方式でディスクの情報を表示
LBA方式
- 現在のハードディスクのアクセス方式。すべてのセクタに0からの通し番号でアクセス
fdiskコマンド
fdiskコマンドはデフォルトでCHS方式でディスクの情報を表示。パーティションの始点と終点がシリンダ番号で表示されているがこれは正確な情報ではない