1. 概要
WindowsPCにインストールされているVisualStudioCodeから、LinuxサーバーにSSH接続する。
2. 前提
- 接続先のサーバーがある(この記事ではRed Hat系のLinuxサーバーに接続します)
- VisualStudioCodeがインストールされている
※VSCodeポータブルを使用する場合は見出し7
から
3. 拡張機能のインストール
4. 実際にSSH接続する
VisualStdioCodeの右下の青い部分をクリックする。
C:\Users\ユーザ名\.ssh\config
をクリックする。
※.sshフォルダが存在しない場合は手動で作成する。
WindowsのエクスプローラーからC:\Users\ユーザ名\.ssh
のconfigファイルをメモ帳で開く。
最下行にUser root
と追記し上書き保存する。
左下、リモートエクスプローラーをクリックし、IPアドレスにカーソルを合わせて新しいウィンドウで接続...
をクリックする。
rootユーザのパスワードを入力しEnterキーを押下する。
5. Linuxサーバーのディレクトリやファイルを開く
もう一度パスワードの入力を求められた場合はパスワードを入力し、はい、作成者を信頼します
を選択する。
6. その他注意点
新しいウィンドウで開いた場合、拡張機能を別でインストールする必要がでてくる可能性があります。
7. VisualStudioCodeポータブルを使用する場合
7-1. インストール
VisualStudioCodeポータブルを以下のリンクからインストールする。
ダウンロードされたzipファイルを解凍する。
解凍したらdata
というフォルダを作成する。
7-2. 拡張機能のインストール
7-2-1. 日本語化する
テキストボックスにjapan
と入力しJapanese Language Pack for Visual Studio Code
を選択しインストールする。
右下のChange Language and Restart
をクリックする。
再起動されて日本語化されたらOK
他に必要な拡張機能があれば適宜インストールする。
7-2-2. Remote-SSHのインストール
テキストボックスにremote - ssh
と入力しRemote - SSH
を選択しインストールする。
7-2-3. configファイルの指定
Code.exeが格納されているフォルダに.ssh
というフォルダを作成する。
VSCodeに戻り、Ctrl
+ ,
を押下し、テキストボックスにRemote.SSH:Config
と入力。
Remote.SSH:Config File
のテキストボックスに${execPath}/../.ssh/config
と入力する。
7-3. 実際にSSH接続する
VisualStdioCodeの右下の青い部分をクリックする。
${execPath}/../.ssh/config
をクリックする。
Code.exeが格納されているフォルダの.ssh
フォルダにあるconfig
ファイルをメモ帳で開く。
最下行にUser root
と記述し上書き保存する。
左下、リモートエクスプローラーをクリックし、IPアドレスにカーソルを合わせて新しいウィンドウで接続...
をクリックする。
rootユーザーのパスワードを入力しEnterキーを押下する。
7-4. Linuxサーバーのディレクトリやファイルを開く
もう一度パスワードの入力を求められた場合はパスワードを入力し、はい、作成者を信頼します
を選択する。
7-5. その他注意点
- 新しいウィンドウで開いた場合、拡張機能を別でインストールする必要がでてくる可能性があります
- Code.exeが格納されているフォルダをzip化して、GoogleDriveやUSBメモリーなどに保存すれば別のデバイスでも使用できます
参考記事
Visual Studio Code で Remote SSH する。
VSCode Portable ModeでもRemoteSSHを使いたい!