この記事で書くこと
- 使用するPythonバージョンを切り分ける(pyenv)
- Pythonをインストールする
- 仮想環境を作成する(venv)
- Djangoをインストールする
使用環境
OS:macOS Big Sur ver11.0.1
使用するシェル:bash
pyenv:2.2.2
python:3.10.0
Django:3.2.9
※homebrewを使用しますが、ここでは解説しないので良い感じにアップデート推奨です。
1. 使用するPythonバージョンを切り分ける(pyenv)
pyenvを使って、使いたいPythonバージョンを用意します。
今使ってるpythonバージョンで問題ない場合は不要です。
pyenvをインストールする
brew install pyenv
インストール後、もろもろの設定をします。
自分の場合、Mac ✖️ bashを使用しているため、以下の設定を行いました。
echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.bash_profile
echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
echo 'eval "$(pyenv init --path)"' >> ~/.bash_profile
echo 'if [ -n "$PS1" -a -n "$BASH_VERSION" ]; then source ~/.bashrc; fi' >> ~/.bash_profile
echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bashrc
上記の設定については詳しくはこちらに記載されています。
https://github.com/pyenv/pyenv#basic-github-checkout
設定したらbash_profileを更新します
source ~/.bash_profile
2. Pythonをインストールする
pyenvで使用できるpythonバージョン一覧を確認します
pyenv install -l
バージョンを指定しインストールを行います。
pyenv install 3.10.0
終わったら、インストールされたpythonバージョン一覧を確認します
pyenv versions
使用したいpythonバージョンを設定します(ローカル設定もできるけどここではグローバル設定で)
pyenv global 3.10.0
python --verison で指定バージョンに切り替わっていればOKです。
切り替わらない場合はpyenvインストール後の設定が何かおかしいかもしれません。
(※最近のMacOSだとデフォルトのシェルがbashからzshになってたり。)
3. 仮想環境を作成する(venv)
任意の場所に仮想環境を作ります。
「env1」の部分は今回作る仮装環境の名前です。
python -m venv <任意の場所>/env1
作成した仮想環境を有効化します。
source <任意の場所>/env1/bin/activate
※ユーザ名の前に(env1) がついたら仮想環境が有効になった状態です。
4. Djangoをインストールする
Djangoをインストールします
pip install pip install Django==3.2.9
インストールされたかを確認します
python
>>> import django
>>> print(django.get_version())
インストールしたDjangoのバージョンが表示されていればOKです。